さてさて

アセテート樹脂はアセトンで溶着できるのか?

まずはちょっと実験してみます。


アセテート樹脂製のバレッタをカットします。

ある程度削ってからパキッといこうかと思ったんですが

捩じ切るカタチとなりました。

この素材、粘りがありますねぇ。

切端を削ってだいたい平らにしました。

 

両端に綿棒でアセトンを塗りましたが

あっという間に揮発してしまいます。

ささっと二度塗りしてギュッと押さえました。

 
 
いやいやいや

あっさりくっつきました。

5分もすりゃ固定されます。

ただ、直接アセトン塗りでは揮発性が高すぎるため

強固な固定は難しそうです。

作業性が非常に悪い。

実際、簡単に取れました。


では、アセテート樹脂の削りカスを集めてアセトンで溶かして

アセテート接着剤を作成して使用すれば問題は解決しそうです。


そこで、お皿にアセテートの細かい削りカスを集めてみました。

 

そこにアセトンをポタっと落として筆でかき混ぜます。

 

アセテートの削りカスは直ぐにアセトンに溶け、

予想通りに接着剤様になりました。

いいぞ ヽ(゚∀゚)ノ!

しかーし、

あっという間にアセトンは揮発します。

モタモタしてると筆はカチンコチン (^_^;)

アセテートのアセトン溶液はあっという間に固まってしまう

ということで、非常に取り扱いが難しい (>_<)


少なくとも、画像のような皿の上ではダメですな (;´д`)

もうちょっと工夫が必要そうです。

(つづく)