再製作したRUST Driverが

とても良くって気に入ったんだけど、

人の気持ちは移り気ですな (*´ω`*)

聴き比べしているうちに

DOD 250 Grayもやっぱいいなぁって。

Grayの音圧っていうか、押し出し感は凄いね。

RUST Driverはなんか奥まってる感じがする。

かなりコンプレッションが掛かるようになったからかな?

それでアタック音が引っ込んだからかもしれない。

それにたぶん、音抜けがGrayの方が良いんでしょうな。


で、RUST Driver再製作と同じアプローチで

Grayも再製作してみた!

もうスペック厨全開で

今までの自作ノウハウを全てつぎ込んで

私的に究極のGrayを作ってみたよ (´∀`)

こりゃ高値で売れるぜ!ってくらいの渾身の出来だぜ ヽ(*´∀`)ノ

 
 
 

0.01uFの入力コンデンサがバンブルビー!

今回の自作の目玉ですね。

私はバンブルビー厨で、愛器のストラト2台の

トーンコンデンサをバンブルビーにしていますからねぇ。

ストラトでは珍しいけど、コレが一番、音がセクシー (´∀`)

もちろん、0.01uFのバンブルビーはメチャ高いから

0.0068 + 0.0032uFにしちゃえば安い!


ゲインの0.047uFのコンデンサはNISSEI APS。

ホントはここも大事なのでオールドパーツ使いたいんだけどね。

今後の検討課題です。


4.7uFは電解コンじゃなくて、古いスプラグのタンタル。

最後の0.001uFは1000pFのシーメンスのポリスチレン。


信号線上の抵抗はカーボンコンポジット。

特に大事そうな入力抵抗と出力抵抗の両10Kは

Stackpoleの1/2Wを奢りました!

Gainの4.7KもStackpoleで1/4W。

1Mのフィードバック抵抗はStackpoleが無かったので

アーレンブラッドレーの1/4Wを採用。

他、電源部の抵抗はタックマンのカーボンフィルム The Pinkで。


ダイオードは当然1N4148で。

もう変えることはないのでソケットにせずハンダ固定しました。


ポットは東京コスモスのRV24、

配線材は1940年代製のANSONIAの単線、

アース線は現行Beldenの単線、

ジャックはSwitchcraftと、

ここらへんはRUST DRIVERと同じスペックです。


ケースはHammond 1590N1サイズ同等で

今回はブラックハンマートーンにしました。

ギャレットさんの説明では、光の加減でグレイっぽく見えるとのことで、

確かに、グレイっぽい。

ていうか、かなりカッコイイので気に入ったぜ (*´ω`*)

イエローのLEDとMXRタイプのクリームのノブが似合うぜ!


で、

肝心の音なんですが、安物コンデンサやカーボンフィルム抵抗の

前のヤツと比べて

あんまり・・・いや、ほとんど・・・変わらんな (´д`)

前のヤツの方が「ギャース!」って感じで太くて威勢がいいような・・・。

うーん、同じですなぁ (>_<)

サスティーンもちっとも伸びなかった・・・。

ノイズの量も全く同じ。

オペアンプをUA741CPと交換してもブーミーな低音が落ちるだけで

ほとんど同じやねぇ。


バンブルビーとは何だったのか?

スタックポールとは何だったのか?

東京コスモスとは何だったのか?

Rust Driverのあの変わりようは何だったのか?


価格差3000円くらい?

ショボン (・ω・`)