引き立て役の雑魚だった。


もうね、決勝トーナメントの試合観てたら

ホント、今回の日本代表ってなんだったんだろうって。

もし、絶好調の頃(オランダ・ベルギー戦あたり)の日本代表であっても

ギリでグループリーグ突破で、余裕でベスト16で敗退だったであろう。

日本のサッカーは確実に進歩した、間違いない。

しかし、世界のサッカーも確実に進歩していた。

日本代表の立ち位置は何も変わっていなかったということだ。


いろんな分野で日本は、謙虚さや粘り強さ、勤勉さを持って

世界をリードしてきた。

しかし、今回の日本代表チームはそれらすべて欠けていた。

増えた海外組選手たちは、欧州や南米出身の選手たちのメンタリティの

勘違いした猿真似をしてしまったようだ。

さらに、日本は戦後教育の影響か、

オリンピックでも「国を背負っている」という意識が

他国に比べて格段に低い。

W杯では確実にこの差が勝敗を分ける大きな要素である。


また、他国が日本の選手をスピードやテクニックの点で褒める。

しかし、今大会で日本人がそれらに勝るとは一度も思えなかった。

8年前に中田氏が「日本の選手は練習では世界一」と言っていたが

現在もこの点は進歩していなかったようだ。


そういや昔、遠藤選手とかは予選を戦わなかった選手は

本戦出場のメンバーに入れるべきではない、とかほざいていた。

そんなノリが今大会にも結構あったと思う。

この考え方は日本の欠点の一つである。


世界中が、日本代表の存在を忘れている。

本田、ザキオカ選手のゴールが今大会のクオリティに

劣っていなかったのが救いだ。

日本代表は今大会で微塵もインパクトを残せなかった。

全ての面で他国に劣っていた。

残念でならない。