前回示したデータが物語っているのは、

素人監督と優秀な監督との違いが明瞭に差として出た

ということである。

そして、やはりオシムとザックの間にクソを挟んでしまったことが悔やまれる。

日本人選手は確実に進歩している。

その選手たちを生かすも殺すも監督次第であることは

明白なのだ。

オシムからちゃんとザックへ引き継いだのなら

日本代表はもっと先へ進んでいたことだろう。

ま、タラレバ言ってもしょうがない。

少なくとも、ザック監督はとても良い仕事をしてくれたということだ。

感謝感謝である。


さて、

コンフェデ惨敗以降のうなぎ上りの攻撃力の向上の理由は

一体なんであろうか?

いつもの固定メンバーの熟成もあるでしょうが、

遠藤、香川、本田選手の不調を差し引かねばなりません。

ザキオカ選手の覚醒!?

前から代表では点を取りまくってましたよね。

誰が攻撃陣で新しく入ってきたか?

柿谷、大迫選手ですね。

柿谷 5得点 / 12試合 = 0.42
大迫 3得点 / 9試合 = 0.33

前田 10得点 / 33試合 = 0.30
ハーフナー 4得点 / 17試合 = 0.24

香川 19得点 / 57試合 = 0.33
ザキオカ 38得点 / 76試合 = 0.50
本田 22得点 / 56試合 = 0.39 (PK多し)

大久保 6得点 / 57試合 = 0.11
復帰後 1得点 / 3試合 = 0.33

ザキオカ除いて明らかに飛び抜けてるのが柿谷選手なんです。

ザック監督が柿谷選手を寵愛するのもわかりますね。

可能性に満ち溢れています。

柿谷選手中心の攻撃の動きが、ザック監督の言う「ロジック」なのかもしれません。


もちろん、得点率だけで全ては語れません。

私が思うに、

若い選手が加わったこと

それによって競争力が高まった。

ボランチ、ディフェンスラインにも若い力が加わった。

これらが大きいような気がしますね。

ザック監督はコンフェデ後に「新しい戦力を加えていく」

と宣言し、そして結果も出して

まさに有言実行してきたのです。

凄いよ、マジで (*^_^*)