まず、アルミシャーシが必要だ。

皆さんご存知のように、ギターアンプのシャーシは

大体、蓋のないボックス型である。

そしてサイドにちょろっと飛び出していて

そこにビス穴を開けて、シャーシを裏返して

木製のキャビの台座にビスで固定できるようになっている。

しかし、

いろいろ探したけど、そんなシャーシは売っていない。

アルミケースとしては

LEADやTAKACHIが有名ですが

ギターアンプ専用のシャーシがないのである。

困ったな。


とりあえず、今回のアンプは初めての自作なので

実装に余裕のある大きさを選びました。

タカチのYM300ってのを買ったんですが

大きさは30x20x5cm。

裏蓋付きです。



買ってびっくり、これはまさにオーディオ用で

ケース上部がアルミのヘアラインで

底部がブラックに塗装されているんですが

なんと、ポットとか入力ジャックやスイッチを配置する前面のプレートが

底部についているではありませんか!

当然、後部プレートもそう。

ギターアンプ用では少なくとも前面後面は上部についていないとイケナイ!

上部のシャシーには側面しかついていません・・・。

いきなりの失敗です。



上下逆に使うことにしました。

せっかくの美しいヘアラインを底にするのは忍びないですが

シャシー本体がブラックなのは、まぁ、良しとしますが

ポットなどの乗せる前面がブラックなのはいただけません。

フェンダーのブラックフェイスになっちゃいます。

目指しているのはマーシャルライクなので、

やっぱシルバーかゴールドフェイスでないとなぁ。。。

そこで

仕方なく、前面だけ塗装を剥がすことにしました。