さてさて、1ピースアルダーボディに変更したニューストラトの音は!?

これで一応オールラッカー仕様となったので、超期待です!


最初にジャランとコードを弾いた感想ですが

「うわっ、アッシュボディの時と同じ音やん!」

「え?なんか生音の音量やネックの振動減ったな・・・」

「あらー、、、アンプ出音、太いけどショボイぞ!?」

「これは、、、失敗か・・・(泣)」

って感じでした。


まず、基本的に音色はアッシュボディと同じでしたね。

倍音の量も同じ。

「ストラトの音は7割ネックで決まる」ってのが頭によぎりました。


ネックとボディの振動が弱くなったのには驚きました。

なんでや?ラッカー塗装なのに、、、なんでや!

アンプからの出音は、まぁ軽いの何の・・・。

最初の2週間は、やっぱアッシュボディに戻そうかばかり考えてました。


日を追うごとに音は改善していきました。

ネックとボディの振動も1ヶ月くらい経ってから

元のアッシュボディと同等以上になりました!

特にボディの振動の改善が顕著で、

これはおそらくボディのラッカーが硬化してきたからではないかと

思うんです。

だいたい2週間くらい最終的に乾燥させたのですが

当然不十分なんでしょうね。

ラッカーは完全硬化しないらしいし、最低でも半年位は放置しておきたいところらしいので。

で、

ボディの硬化とともにボディの振動が増加し、音も改善。

低音も出るようになり、また高音もクリアーになってきました。

よってアンプ出音も太い音がでるようになって

やっと満足できる音になりました。

アルダーのアメスペと比べると、やはりブライトですが

明らかに太い音で、音の立ち上がりが速い!

ここまで来てやっと完全にアメスペを超えましたね。

クリーン限定だけど。


アメスペは粘りがある音って感じ?

なんか正しく、固いラッカーと柔らかいウレタンの違いのような気がします。

これにはびっくりです。

同じアルダーボディでもここまで違うのか!

それは塗装が結構大きな比重を占めてる気がしました。


1ヶ月以上経った今は、弾いてると指板の上で音がホップする

感じです。

アメスペはしっとり、セクシーな音が出ますが、

こいつは力強い音がします。

大げさに表現すると、弾くと指まで弾ける(ハジける)感じです。

非常に気持ちが良いですね。

でもラフではない。

ただ、まだまだ繊細さは足りません。

レゾナンスが浅い感じですね。

これから熟れてくるのに期待です。


そして

問題点として、ピックアップはテキスペなんですが

なぜかパワーが足りない。

歪のアンプ出音で明らかにアメスペのSSL-1以下である。

なぜだろう?

今後、ピックアップ変更は視野に入れねば・・・。


【まとめ】

        自分カスタムストラト           Fender USA American Special 改
ネック      Musikraft                     original
ボディ      1 piece Alder                   3 ? piece Alder
ピックアップ      Texas Special                                                  real54 + SSL-1
総重量      3464g                        3612g

倍音                       >>
ネック振動                    >
ボディ振動                    >

音色        ブライト                       ダーク
高音域                       >
中音域                       >
低音域                       <<
生音量                       >>
立ち上がり     速い                         遅い
サスティーン                   >
歪                          <<
レゾナンス                     <
プレイアビリティ                   <