まず、結果から報告しなければいけません。

音出ないのに、これまでの記事を参考にされても

申し訳ないからです。


結果は、、、いくつかのトラブルを乗り越えたのち、

音は出ました!

やったー (*´∀`*)

ハムノイズもほとんど無いよ!

で、

音は向上したのか!?といえば、、、

うーん・・・。

なんか逆効果っぽいかも知れません。

ちょっとブーミーになりました。

歪むようになったんですが、ボリュームを3時くらいで

低音が割れます。

もともとファズかけたような汚い歪だったんですが

さらに強調されるようになりましたね。

そのくせ低音が減ったような・・・。

やっぱメーカーによる基盤前提の回路設計や実装でしょうから

ポイント トゥ ポイントにすりゃ良くなるってわけではないのですね。

実は音の向上を目指す改造は

ポイント トゥ ポイントにしてから新たに始まる、のかもしれません。


期待していた劇的な向上は残念ながらなかったですから

もし、このハンドワイアード化を真似される貴兄は

あくまで改悪のリスクが高いことを了承お願いします。

改造を楽しもうという気持ちでお願いしますね。


具体的に出たトラブルを説明します。

① 内蔵の4インチスピーカーから音が出ないが、外部スピーカーからは音が出た

② ボリュームを上げると低域でボボボボボ、ブブブブブと発振した


です。

①ですが、アースの取り方がまずかったようです。

Cliffのジャックは、本体がプラスティックなので、直接シャシーアース

していないのを忘れてました!

このブログでもBlackster HT-1Rの記事で文句垂れてたのにね。

AC4TVminiの時は、ちゃんとアースが取られていたので忘れてました。

そこで、

外部スピーカー用のジャックのアースにシャシーアースを追加しました。

そして、ジャックにはアースの端子が2つありますが(外部用と内部用)

そいつらの間にも配線で橋渡しする必要がありました。

で、

問題は②です。

当方ど素人なので何が起こっているのか理解できません。

ネットで調べまくって、

たぶん、低域の発振であろうことが推測されました。

しかしこれがモーターボーディングと呼ばれるものかどうかも

よくわかりません。

抵抗の値間違いがあるかどうかなど、入念にチェックしましたが

回路の再現に間違いは無いようですから、

私の配線に何か問題があると思われました。

とあるアンプの達人と思われるサイトで

「出力トランスの2次側の配線を逆にする」という技があるとのことで

やってみたら、消えました!

 

結局、トラブルのすべての原因は

実は回路図に書かれている注意書きにあったのです!

そこにはちゃんと

「外部スピーカージャックとラインアウトは、シャシーにアースしろよ」

「出力トランスのアース線は普通、黒だろ?なんで逆になってんだ?

緑をジャックのプラスに繋ぐはずなのにね、しらんけど」

ってかいてあります。

全くその通りにしたらほぼ発振は消えました。

よかったー (#^.^#)

でも、純正の配線はなぜ黒と緑が逆だったのかは、わかりません。

で、

まだフルテン近くにすると、ノイズが出ます。

実はその原因は、真空管の不良でした!

この大改造のために、

気合入れてビンテージ管用意したんですね。

Gretaは12AT7が出力管なので、

JAN Philips ECG 12AT7 NOSを入手したのです!

評判いいし、だって1000円で安かったから!

 

しかし、こいつがですね、どーも不良だったみたいで・・・。

純正のチャイナ管に戻したらノイズは消えました。

NOS二本買って、二本ともアウトでしたね。

ヤレヤレ。


この前のTESLAといい、真空管のビンテージは

ちょっとやめとこうかな、と思いましたね。

コンデンサーとは違って、真空管はリスクが高いですね。


ギターアンプの場合、

現行品の選別管であるGrooveTubeで充分良い音するから

私は現行品で行きますわ。