毎年、この頃になるとF1ドライバーたちによる

鈴鹿礼賛のインタビューを見るのが楽しみです。


各サーキットを回るたびに、F1ドライバーたちはサーキットを

リップサービスで褒めるわけですね。

そんな中、真のドライバーズサーキットとして人気なのは

スパと鈴鹿です。

この2つのサーキットだけ、ドライバーたちは積極的に褒めちぎります。


今年も既にバトンやらベッテルやらが褒めちぎってます。

特にバトンは彼女が日本人だから余計に褒めていますし、

何よりも震災以来、彼の日本への慈愛と貢献には本当に感謝です。


今回、ハミルトンのインタビューで印象的な言葉を発していました。

「・・・ それに何らかの理由で日本でだけ得られる特別な雰囲気がある。それはファンによるものだと思う。日本のどんなレーストラックを訪れてもとても特別な感じがする。・・・」

この発言は非常に興味深い。

原文はどうなのかしらないが、日本だけが持つ独特のモノをハミルトンは感じ取っているわけだ。

このような日本に対して繊細なコメントをしたドライバーはいなかったと思う。

これは日本人が礼儀正しいとかだけの理由ではなく、ハミルトンは本能で日本(人)に

何かを感じ取ったんだろうと思う。

勝負で強い人は、人とはレベルが違う繊細さが必要です。

ちょっとハミルトンを応援したくなりました。


これと同じくらい、最近私が印象的なスポーツにおける出来事は、

インテルで長友選手が「お辞儀パフォーマンス」を浸透させたことです。

これってもの凄いことだと思っています。

選手自身が活躍することももちろん素晴らしいことですが、

長友選手、そして日本人のひとつの象徴としてセリエAで

お辞儀が知れ渡ったということは、

なんていうか、日本人として誇らしいと思います。


さて、

マジな話、鈴鹿で優勝しないとカムイ選手は今年で放出されるでしょう。

今年は鈴鹿で優勝できる可能性は確実にあります。

しかし、非常に難しいです。

それは当たり前にF1で優勝するのが難しいからです。

でも、可能性は確実に何%かあるのです、今年は。

この鈴鹿がターニングポイントです。

さぁ、勝てるマシンを与えられたカムイ選手、正念場です。


イッテQで一回戦敗退でした、なんてシャレにもなってません。

どんだけ今のカムイ選手は「もってない」のか?

昔、セナが石橋貴明とカート対決していましたが、

セナはコースをショートカットしてまで勝とうとしてましたよ?