近年、良質の楽器用木材が不足しているとの話。

私にはよくわかりませんが、

50年代のヴィンテージのストラトの良質な木材による良い音は、

現在で入手できる木材では出せない、との話があります。

それはしょうがないとして、

では、今入手できる木材で、どこ産の何が良いのか?

エレキギターはアメリカの民族楽器だと表現される方がいます。

確かにその通りだと思います。

つまり、アメリカの良質な材料を使って三味線をアメリカで作ったとしても、

沖縄の三味線より良いのができないだろうと想像できますが、

ギターも同じことなのかもしれません。

もし、北米産のボディを入手するなら、もちろんアメリカに直接オーダーするしかないようです。

これは私にとって敷居が高いなぁ。。。

英語がどうのこうのもありますけど、あっちっていい加減なんですよね。

オーダーしてもちゃんと指定通りに出来上がってくるのやら。


次に、ボディの材種はどうするか。

私の好みはどうもアッシュのようです。

立ち上がりの速い音が好みのようで、チョーキング時のアッシュの音の移行が好きですね。

アルダーの粘りもいいんですけど、やっぱりアッシュ。

それにアッシュなら、早弾きのパッセージの粒が揃う。

アッシュといっても、スワンプアッシュ(ライトアッシュ)です。

ボディは重いより軽いほうが私的に良い音なので。

ただ軽いと低音が出ないので、程々の重さは必要かも。

で、

何ピースが良いのか?ですが、

フェンダー本家は、レギュラーラインは3ピースが基本のようです。

音も大事ですが、木材としての耐久性も大事ということが理由のようです。

もちろん量産品ですから、2ピース以上のものをバンバンと確保できない

ってのもあるようですが。

で、音的にはどうなの?ですが、

やっぱりなんだかんだ言って1ピースが良いんでしょう。

振動の伝導が良いのでサスティンが良いらしい。


「いや、多ピースでも良い音のものも多い」って話ですが、

そりゃそうだ。

1ピースがが絶対音が良く、多ピースはすべて悪いって話ではないので。

私のアメスペは3ピース(よく見たらもっと多いかも・・・)だけど

現時点の私にとって良く鳴っている。


ヴァイオリンも基本1ピースらしいし、

この前シルシルミシルでやってたけど、木魚も1ピースだし。


アルダーの1ピースはなかなか手に入らないが、

アッシュなら結構売っている。


よし、私的究極のストラトコンポーネントのボディは

せっかくだから1ピースのスワンプアッシュに決まりだ!


じゃぁ、色はどうしようかな?

塗装は?ポリウレタン?それともNCラッカー?

いやぁ、悩みますねぇ。