とのこ 
  
さて、穴あけも終わり、ボディの角を丸めたら

いよいよ塗装の下準備ですね。

もう最初から、「塗装は下地が命」と言い聞かせます。

かなり面倒な工程が待っています。

その第一弾が、砥の粉による目止め。

潰しカラーの予定なので、木目を際立たせる必要がないので

今回は白の砥の粉を使います。

砥の粉って、名の通り、砥石の削り粉らしい。

てことは、ただ単に「さらっとした粉」です。

物理的に粉で穴を埋めるだけで、基本、吸着力はないので

砥の粉で完全に目止めが済むわけではありません。

あまりこだわらずにいきます。

水で適当に溶かして、水性用刷毛で塗りつけます。

説明文の通りにやると、けっこう硬いので刷毛でボディに塗りつけようにも

あまり乗っかりません。

薄めでやります。

薄目でもすぐに水分が飛んでいくので悪くありません。

ボディに塗りつけたら、指で直接ボディの導管や年輪の窪みに押し付けていきます。

いっぱいボディの上に砥の粉は残ってますが、すぐに乾いちゃうので

そのまま裏返して、裏面も。

そして側面も済んだら、乾燥させます。

ここまでは30分くらい。楽勝です。

半日くらい自然乾燥させてから、タオルで拭き取ります。

うわぁ、粉がすごく舞い上がります!

これはヤバイ。

掃除機で吸引しながらか、外でやった方がいいですね。


こんなこと説明文にもブログにも書いてありません。

やって初めてわかります。

サンドペーパーを軽く当てますが、あくまで余分な砥の粉

を除去するだけの感じで。


この砥の粉工程を2回やりました。


とのこ 
とのこ 
とのこ 

年輪の段差に白い砥の粉が入り込んでますが、

あくまで「置いてある」程度なので、表面はツルツルにはなりませんし

強くボディを叩けば全部吹っ飛びそうです。

素人が何回この工程を繰り返しても、そう変わりはないでしょう。

だからササッと表面をきれいにしてから

すぐに木部用プライマー(アサヒペン)をボディにぶっかけます。

ふぅ、これで一安心。

プライマーはスプレーで、適当に2~3回、ボディが濡れる程度に

吹きかけます。

こいつはムラとか気にしなくてもいいです。

これもすぐに乾くので(15分くらい)、ベランダに新聞紙を敷いて、裏表を

ひっくり返しながらできます。楽勝。

とのこ 

重さを測ったら、1705gでした(+20g)

ここまでが一段落ですね。