ゴトーのマグナムロックに感動した私は、アメスペ用にフェンダー純正のロックペグ

買っちゃいました 

本当はマグナムロックを付けたかったのですが、木加工が必要なので断念。

高かったけど純正に。

こいつは裏から手動で弦をロックするタイプで、かなり重い。 

ダイヤルを廻してロックするタイプなので、さらに弦交換が楽ですね。

ただダイヤルがいつのまにか緩みそうで不安ではあります。


このロックペグを付けた直後から、凄く良い音に変化しました。

ネックが重くなって、重量バランスが良くなったのか、

それとも、ちょうどこのギターの「あたり」がついてきた時期なのかも知れません。

「これが生鳴りか!」と初めて実感できるようになりました。

生音もクリーン出音に「木のトーン」を感じるようになりました。

中音域に粘りがあるというアルダーの特徴を理解することができました。
 
この粘りって、悪くないですね。

でもアッシュボディの音も感じてみたいなぁ。

メキシコスタンダードの生音は金属音ばかりで、木のトーンはほとんど感じられません。
 
両者を弾き比べると明らかに違います。

何よりも弾いていて気持ちがイイ

そして実は、アメスペには今、フェンダージャパン純正であったピックアップを 装着しています。
 
こんなことする人いないとは思うんですが、このピックアップがいいんです。

ベルトーンが出るんですよ。

「クリアーな高音」と「豊かな倍音」が素晴らしい!
 
音抜けも良くて、音が飛んでいく感じがします。

そして1から3弦に「ジリジリ感」があります。
 
なんて表現して良いのか、金属弦を擦ったかんじですか?

プレゼンスが結構出ているので歪ませるとワイルド。
 
カスタムショップ 69 ピックアップに艶と色気とか奥行きとか品を 加えたような感じです。

勝手にカスタムショップ 54 ピックアップとか、こういう音がするんだろうなっていう想像、
 
つまり私が思う「ストラトの音」に非常に近いので、もうこれで行こうかな、と。
 
よくよく考えると、このピックアップは何も特徴がない、ただ高感度なピックアップなので
 
ハイファイな音が出る、だから「ストラトの音がでる」のでは?と思います。
 
だからビンテージな音に近いけどちょっと違うし、かと言って現代的な味付けはない。

生音そのまま増幅した音がアンプから出てきます。

だからこそ、このギターの素性がとても良いからでは?と嬉しくなってきました。
 
「当たりのストラト」を弾いたことがないので「当たりの音」を知りませんが、
 
このアメスペ、「当たり」だったらいいなぁ。。。

ロックペグとこのピックアップにしてから、このアメスペばっかり弾いています。

ていうか、やっと満足できる個体となり、初代メイン機(楽器だから、器?)

フェンダージャパンからピックアップを引き継ぎ、

私にとっての2代目メイン機として襲名しました


2011年製 アメリカンスペシャルストラト CAR

仕様

・アルダー3ピース、ポリウレタン塗装

・ラージヘッド、メイプル22Fジャンボフレット

・フェンダー純正ロッキングペグ

・SIT 009-042、弦高1.5~2.0㎜

・フェンダージャパンEシリアル純正PU

・CRL 5way switch

・CTL custom pot Aカーブ x3

・ベルデン♯8503DCT(ジャックからの配線とアース線として)と
 アメリカンクロスワイヤーの混合
 (取り扱い易さという基準で選んでます)

・Orange drop 418P

・Switchcraft monojack DCT

・Kester44

・Freedomトレモロシステム

・RawVintageサドル

・スプリングは3本で3㎜フローティング
 1弦側はRawVintage
 真ん中は手持ちの純正スプリングで一番柔らかいもの
 6弦側は2番目に柔らかいものを使用

・総重量3.6Kg