ブリッジってのは音に重要です。

なんせ弦が直接、接しているところだからです。

こと、ストラトに関しては、トレモロシステムの構造上、サドルだけじゃなくてイナーシャブロックやスプリングも重要です。

トレモロシステムを介して音(振動)がボディやネックに伝導されますし、

しかもストラトの音は、木だけでなく、金属パーツで構成されているからです。

スプリングの残響音がまるでリバーブのようについて来るのです。

ネットでさらっと調べると、

あたかもブリッジサドルの幅(弦間ピッチ)は、

フェンダージャパン=ジャパンサイズ=ミリサイズ=10.8㎜

フェンダーUSA、フェンダーメキシコ=USAサイズ=インチサイズ=11.2㎜

かのように、記載されていることが多いです。

しかし、良く調べると全く違います!

もう、すっかり騙されましたよ・・・。

なんせノギスを持っていなかったので、普通の定規でさらっと測ると、

10.5も10.8も11.2mmも、そう違いがないように見えるんですけど。

で、

10.8㎜は、日本が誇る有限会社GOTOHのサイズなんですね・・・。

11.2㎜(11.3㎜)は、あくまでフェンダーUSAのオールドのサイズであって、

アメスタやアメスペなどモダンシリーズはなんと、10.5㎜!!!

おいおい、知らんかったよ、、、アメスペ用に11.2㎜のサドル注文しちゃったよ・・・。

ていうか、10.5㎜ってさ、アジアサイズって書いてあるんですが、、、お店では。。。

勘弁してよ、こういうの

弦を通す穴の間隔が、サドルの幅と合わせてあるので、

つまり、
11.2㎜幅のサドル用のブリッジには、10.5㎜や10.8㎜のサドルを付けられることは付けられるが、サドル間に隙間ができる(音への影響はわかりませんが、カッコ悪いでしょうね。)

逆に、

10.5㎜幅のサドル用ブリッジ(私のアメスペ)には、10.8㎜も11.2㎜も物理的に装着不可能っていうことになります。無理やりつけたとしても、たぶん弦が通らないのでやっぱりダメだろう・・・。

しかも、さらに重要なのは、6点止めブリッジのビス間ピッチがなんと通常の11.2㎜ではないのがあるって話。

それってどういうことよ!?

もしかしてトレモロシステムの交換は無理ってことになるわけ!?

なんか、メキシコスタンダード、弦間ピッチもビス間ピッチも10.5㎜みたいなんですけど!!!

ギャース