AC4TVminiの音量は、私の妻をイライラさせるほど大きい。

ボリュームツマミなんて1時くらいしか動かしていないのに・・・

これは非常にマズイ。

音質がどうのこうの以前に、何とかしないといけない。

いろいろ調べると、チューブを交換すればよいらしい。

私は機械音痴だ。

電気的なことはよくわからんし、アンプの裏蓋なんて外したこともない。

このアンプのプリアンプ管として12AX7というチューブが使われている。

これはチューブの世界では新しいモノで、それを古い設計で増幅率の小さいものに変えれば

おのずと音量が下がるというものだ。

理論上、12AT7に変えると増幅率60%に、

さらに古い設計の12AU7に変えると20%にダウンするらしい。

レビューでは12AT7の方が音が良いので人気だが、

私の場合、とにかく音量を下げねばならないので12AU7に交換した。

チューブ交換は思いのほか簡単でした。

注意点は、とにかく裏蓋についてるサーキットのトランスがやたら重い。

裏蓋はスピーカーにスピーカーケーブルで繋がっているので、裏蓋を安定させて置くことが少々困難である。

後はチューブ固定しているワイヤーをグイッと手で引っ張って外して、

そしてチューブもグイッと引っ張って外して交換。

固定ワイヤーは別に必要なさそうなので外したまま。

チューブはパワーアンプ管としてEL84というチューブもついてるので間違えないように。

GROOVE TUBES グルーヴチューブ / GT-12AU7

定価3885円

お高いですが、グルーブチューブなら間違いは無いという話。実際はもっと安く手に入るしね。

実は中身は安いELECTRO-HARMONIX社のモノで、それはチューブの品質のばらつきが大きいから、その中からセレクトして売っているらしい。

だからグルーブチューブは製造会社ではなく、セレクトショップなんですね。

結果、劇的に音量低下。アッテネーターを使うことなく4Wで使えるようになりました。

音質の低下は、私的には許容範囲でした。むしろ本来の容量の4Wで使えるので良くなった気がする。

これもお勧めです。