9/3に成立した第2次安倍改造内閣,党内からは長期政権を望む声が大きくなっており,小泉政権以来の長期政権となることはほぼ確実となっている。
そこで注目されるのが安倍首相の後継候補だ。
大本命は言うことなしの石破茂地方創生担当相である。
前回の自民党総裁選では,地方票を最も多く集めたのは揺るぎない事実。
閣僚という立ち位置を考えれば次回総裁選への出馬は考えづらく,次々回以降の総裁選で総裁選出というのは既定路線ともいえる。
そして,その次代の総裁候補を考える。
名前が挙がるのは,小渕優子,小泉進次郎等の若手世代である。
しかしながら,実現するとすれば両者共に40~50代といったところ。
総裁となると少し若い気も感じられる。
私が期待するのは,茂木敏充現選対委員長である。
前内閣では経済産業大臣を務め,過去には政調会長等を歴任しており,実績は申し分ない。
ただ,所属する額賀派からはあまり褒められたことは聞かれない。
若手の面倒見が悪いとかそういったことが理由とされている。
額賀派はいまだに青木幹夫元参院会長の影響を受けている。
青木氏の本命は茂木氏と同じく額賀派所属の小渕優子氏であるといわれるが,同じ派閥ということは,禅譲するにしろ,好条件なことはこの他ない。
このことは青木氏もよく分かっているはずであり,茂木氏の下で小渕優子氏に重要な役職に就け経験を積ませることも可能となる。
この他,古賀元幹事長,森元総理などからの信頼の厚かった石原伸晃氏であるが,失言等を含めて総裁への道は遠のいたと考えていいであろう。
更に,小池百合子氏は石破氏の側近とみられており,石破氏の後継者とみることもできるが,いかんせん無所属なことが痛い。他の派閥の協力が得られなければ厳しいのではなかろうか。
とりあえず今回はここまでにとどめて,次回に振り代えたい。