iPhone5でソフトバンクは 100億円分の回線収入を失った!? | 今日の嫌韓・嫌中の極秘・情報と、安倍さん麻生さん応援!

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iPhone5でソフトバンクは
100億円分の回線収入を失った!?

 

 ■「ソフトバンク多め。iPhone5のキャリア比率はソフトバンク63.9%」とギズモードは言った

 

10月7日、パソコンに毎朝配信されるGunosy(グノシー:テーラーメイド型ニュース配信サービス)を見ていました。iPhone5の発売(の後の混乱)とスティーブ・ジョブズの命日(10月5日)が重なって、Appleネタだらけです。「Appleのサイトがスティーブ・ジョブズ追悼」とか「iPhone5製造のFoxconn工場で大規模ストライキ」とか「SoftBank iPhone5での異常なバッテリーの減り!」とか。なんと25個の紹介記事のうち、8つがApple関連でした。

 

そのなかで目にとまったのが下から8番目だった「ソフトバンク多め。iPhone5のキャリア比率はソフトバンク63.9%、KDDI36.1%:ギズモード・ジャパン」という記事でした。

 

ギズモードは(個々の記事の信頼性はともかく)テックオタクにはお馴染みのサイト。早速クリックして記事を読みにいきました。

 

出ていたのはこのグラフです。

 

 

「ソフトバンクがちと多い」で始まるその記事は、このグラフとその出所(MM総研)、そして9月に同社が調べていたiPhone5の購買意向と実際の購入機種の比率(*1)を比べて「実際に購入・予約するときにはソフトバンクがさらに差を広めた」と結論づけていました。

 

*1 iPhone5購入意向者の購入キャリア意向は、ソフトバンクが53.3%に対してKDDIが46.7%だった。

なるほど、ソフトバンクモバイル(以下ソフトバンク)絶好調かあ。それにしてもソフトバンクが63.9%でauが36.1%だなんて、「ちと多い」どころの差じゃないぞ、「ソフトバンクが大差で多い! auピンチ!!」って感じじゃないの。

 

でもそうは思いませんでした。その前日、日経新聞でこんな記事を読んでいたからです。

 

■「iPhone5序盤戦、KDDIが乗り換え圧勝」と日経新聞は謳った

10月6日の日経新聞朝刊は一面の上部帯で「『5』で明暗」と誘い、3面では記事面積の4割を割いて、詳報しました。「iPhone5序盤戦、KDDIが乗り換え圧勝」と。なぜこんなに違った表現になったのでしょう?

 

そこに大きく載っていたのは、キャリア別端末数の販売数ではなく、2009年以来のMNP(番号持ち運び制度)数の推移のグラフでした。

KDDIが2011年10月にiPhone4Sを扱うようになるまでは、

ソフトバンク1人勝ちで、毎月5~7万人がau、ドコモからソフトバンクに流れ込みました。

 

スマートフォンユーザーの月平均料金は9000円ほどなので、

1万人が乗り換えると年間10億円の(減収)要因となります。

 

携帯電話ビジネスは基本的に固定費商売なので、それがそのまま(減益)要因となるのだから大変です。

 

そのグラフは、2011年10月以降ドコモの1人負けになって

毎月10万人前後がソフトバンク(4万人前後)とau(6万人前後)に流れ続けたこと、

 

そして、iPhone5が発売となったこの2012年9月では、

ドコモからの流出9万5200件のほとんどが、

auに流れたという「事実」でした。

ソフトバンクのMNP流入数はわずかに1200件auの80分の1でした。

 

通信会社の収入は回線契約数で決まる なか、

限られたパイのなかでのシェア争いという面では「auが圧勝」していたのでした。

 

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