この夏、
会社の寮に入り
一人暮らしを始めることを決めた。





わたしの家族は、
母、姉、姉、私、妹
の5人暮らし。






今は、嘘でも仲がいい家族とは言えないが、

昔は、休日にみんなで
ドライブに行くほど仲がよかった。





いつから
こんな居心地が悪い、家になったのか
もう思い出せないけど






自分のとった態度に、
今はすごく後悔している。











はっきりとした理由は
思い出せないけど



高校3年生の頃、
数ヶ月間、母と口をきかない事が何度かあった




わたしを理解してくれない、
母の言動に不満だったから
そんな態度をとったのだと思う。



心のどこかで
親だからわかってもらえるだろうと
期待を持っていたのも確かだった。





テスト期間の学校終わりに、
母がランチに誘ってくれて
そのまま仲直りの言葉なんてなくても
いつも通りの親子に戻る事がほとんどだった。



そうなれた時はいつも心の中で喜んだ








できれば、ギクシャクせず
常に仲良しな親子でいたかったけど
口をきかないことがあっても元に戻れていたから
時間が解決してくれるのだろうと思っていた、







わたしが母との関係を
修復できなくなったのは
高校三年生の終わり。



進路のことで悩んでいたわたしは、
母に相談する事ができずにいた。


思春期だと言うこともあったと思うけど
それだけではなかった。






それからダラダラと
日々が過ぎて
必要最低限のことも話さないまま
卒業式を迎えた。




母が卒業式に来て、
わたしがいつも通り
冷たい態度をとっていた時の、
母の悲しそうな表情は
今でもはっきりと覚えている。


学校が駅から遠く、
体力のない母が
自転車でわざわざ片道30分以上かけて
来てくれたのに
あの態度を取った自分は
流石に酷かったと思う




母もわたしの気持ちを悟ったのか
足早に帰って行った

ほんとは写真を撮ったりしたかったはずだと思う










4月になり、
わたしは会社の研修が始まった。
想像以上に辛くて、
4日間だったけど物凄く長く感じた4日間だった。




研修の内容、
同期の友達ができたこと、
どんな事をしたのか、
家族に話せれば
どんなに気が紛れるかと思ったが
急に話せるわけもなく、
1人でしんどくなっていた



母と喋らないことはあっても、
今までは姉や妹とは普通に話していた。


でも、社会人になってから
家に帰ると無性にイライラして、
自分でも
自分じゃないみたいに人に当たってしまい、
家の中で、
わたしの周りに人がいなくなって行った。





わたし以外、学生の
姉妹との生活リズムのギャップに
ついていくのが1番しんどかった



家で誰との会話もなく、
口を開けば、しょうもない言い合いをする


そんな日々がもう気付けば3ヶ月も経っていた





どうにか
この状況を変えなければいけないと思い、
沢山考えた。









母との修復も考えた。







でも今のわたしには、
母の考え方、
価値観を受け入れることは
どうしてもできなかった。





どうにか家にいる時間が
1秒でも少なくなるように
休みの日には片っ端から友達に連絡を取り、
外出をしたり、
教習にいったり、
なんとか心を保っていた







でも6月の終わり頃から、
家に帰ると毎日涙が出てくるようになった。

自分でもなんで泣いているのか
はっきりとわからなくて
でも心はすごく辛くて
泣いても泣いても、涙が出て来た。


わたしは、
プライベートを仕事に持ち込むことは
絶対にしたくなかったから、
大泣きした次の日でも
目は腫れていたけど
仕事は平然を装い、こなしていた。
でも少しずつ、仕事もうまく行かない事が増えて
とっくに超えていた限界を感じた





もう家を出るしかない。





そう覚悟した。






多分、わたしが家を出る以外にも
選択肢はあると思うし、
この決断がいい選択ではないと
言うことも自分が1番わかっている



でも今の自分の
経験値、
精神面的にこれが精一杯の決断なのは確かだ。














どうか未来に光がありますように。