ひらめきのメカニズム<特命リサーチ200X>
(http://www.youtube.com/watch?NR=1&v=PaB4oGLL21s&feature=endscreen)
視床下部がブドウ糖不足を感知
脳下垂体からペプチドホルモンが放出される。

ペプチドホルモンは人体に二つの作用をもたらす。
・疲労感を感じる。
・腎臓から糖質コルチコイドが分泌される。
(糖質コルチコイドは体内の糖質をエネルギーに変える物質)
肝臓に働きかけ肝臓に貯蔵されているグリコーゲンをブドウ糖に変える。
そしてこのブドウ糖が全身に運ばれて脳にも到達。
前よりも多くのブドウ糖が脳内に取り込まれ
いつでも脳を活性化させることが出来るスタンバイ状態になる。

疲労感のためウトウトしているが脳はスタンバイ状態
休息を取ったことで全身に運ばれたブドウ糖で疲労を解消し
肉体的にリラックスした状態になる。

このリラックスした状態を脳幹が感知し、
A10神経からドーパミンが放出される。
(ドーパミン:快楽や緊張など感情をコントロールする物質)
このドーパミンが分泌されると
脳内で驚くべき変化が起こる。
この変化こそが人が「ひらめく」メカニズムの重要な鍵だった。
脳が活性化し、それまで使っていた左脳だけでなく右脳も前頭前野が
活性する。

休息

リラックス

ドーパミンが分泌

右脳が活性

映像的なイメージ「ひらめき」


左脳:
言語、概念、論理的思考、物事を細分化分析する。
右脳:
イメージ、図形、音楽、感情も支配

右脳の情報処理能力は左脳を遥かに上回る。
右脳はイメージを情報処理をし、左脳は言葉に置き換えてから処理するため。



右脳活性化法

1.昨日の日記をつける
頭の中で映像化して振り返りながら日記をつけると右脳が活発に働く。
  だらだらと文章で書くのではなく、短いキーワードや絵をかいてまとめるとよい。


2.メモを取る時は図形や絵を使う
常にメモ帳を持ち歩き思いついた事を図や絵でメモする。
そうすることで右脳が使われるので、右脳で考える癖がつく。

3.速聴
覚えるべきことを録音し通常より速いスピードで聴くと
論理的に考える左脳では追いつかないので
右脳が活性化する。

4.人に話す
何か思いついたら人に説明する。話すことで
右脳が映像でイメージした事をより具体的に
分析解釈しようとするので右脳の使い方が上達する。
その意味では次々を画面が展開するゲームは右脳を鍛えることになる。

ひらめくためにはトコトン興味を持って熱中すること。
出来る限りイメージを鮮明に膨らませること。