私は勤務先の理事長先生(80代医師)のことを

以下のように思っております。


尊敬9割、残りの1割は「あー 可愛いっ😂」



尊敬できるところは、数限りなくあるのですが、

中でも院内の誰も真似できないことがありまして、、、。




認知症の患者さんが暴言を吐いたり怒鳴り始めた時や、認知症でなくとも受付で怒りを爆発させてしまう患者さんがいらした時。



例えば、受付に突然認知症と思しき高齢男性が入って来られて、暴言を吐き始めたことがあったそうです。



うちのかかりつけの患者さんではなく、初診で外来にかかろうとしていたわけでもない男性です。



院長(理事長の息子さん)が出てきて、話を聞こうにも、その男性は支離滅裂な話をして、ひたすら罵声を浴びせてきたそうで、



他の患者さんも恐怖を感じている様子。



診療は完全にストップしますし。



暴言は止まらず。



診療に支障をきたしているということで院長が

「もういい!警察呼んで!」

って、受付さんに指示したそうなんですね。



そこへ、フラっと、その日休診だった理事長が現れて



「どうしたどうした〜。警察なんてそんな物騒な。呼ばないでいいよ。あちらでお話し聞かせてください。😊☺️」


とか何とか伝えて、別室にその男性をお連れしたそうなんですね。



あっという間に、男性の怒りは鎮まって。😳



家族の方の連絡先も分かって、奥さんが迎えに来てくださったそうです。



認知症で徘徊しているところ、当院に入ってしまったそうでした。




別の患者さんでは、

受付さんに対して、1ヶ月先にしか予約が空いていない検査なのに、自分の指定するもっと手前の日にちに予約を入れろ!と怒鳴り始めた方がいらっしゃって。




そのシーンは私も目撃していたのですが、もう大変でした。

理事長先生がまたフラっとやって来られて



「どうしたどうした〜。(←いつもこのテンション🥰) あちらでゆっくり話を聞かせてください。」


とその男性の背中に触れながら手を取って一緒に廊下を歩いていく後ろ姿。🥰


15分程したら、あの怒り爆発の男性が、、、。




「この病院、気に入ったよ。👍✨✨✨良い先生だ!」



って言って、1ヶ月先にきちんと予約して帰って行きました。😳えぇぇぇーーー😳




裏でお金渡してたりして🤣🤣🤣笑笑

でもそれくらいの変貌ぶりなのですよ。😆




どうやってあの方の怒りを鎮めたの??って尋ねると

「なんか色々話していたよ。ただ聞いてただけ。難しい感じの人だったね。休みなのに、喉かわいちゃったよー。😄」とか言って理事長は立ち去りました。🤣



最近、見つけた動画ですが、この👇フランスで生まれたユマニチュードという介入方法が、理事長先生のそれに似ていることに気がつきました。


ユマニチュードについてのメグリおすすめの動画です👇



遠くから段々近づいて、柔らかい表情で、目線を合わせながら、

背中をさすったり、スキンシップを取りながら。



介護の現場ではなくとも、認知症の患者さんや、不安を抱えて怒りが止まらない人に、非常に有効なのだと感じました。



ただ、怒鳴っている人に近づくのって、怖いですよ。誰にでも出来ることではありません。😣

それを魔法みたいにやってのけちゃう。😚🥰



そんな素敵な先生の診療補助が出来て、私、日々がとっても幸せなのです。




最後までお読みいただきありがとうございました♪