昨日は友人のお誘いで、渋谷に“性教育”を学びに行ってまいりました。

前日に決めて、滑り込み予約で参加しましたが、これがとーーーっても実り多き時間となりました。✨


子どもへの性教育に対して自信がありますか?の問いに対して80パーセントが「自信がない」と答えるのだそうです。


司会の宮原さんから、
「学校での性教育って“記憶”に残っていますか?」と会場で問いかけられて


私はぼんやりとした記憶を辿ってみました。


直近では 小学校2年生だった長女の授業参観で「性教育の授業」がありましたが


お母さんの体の中にある“タマゴ”と、お父さんの体の中にある“赤ちゃんのモト”が出会って お母さんのお腹の中で こんな風に形を変えながら成長していき 生まれます。


という図式の授業でした。

なんか 先生と生徒の間に
すりガラスが一枚挟まっている感じ、、、。

正しいことを教えている。
けれども そこに コミュニケーションがない。
決まったことを一方向に教えるだけなんです。
教育指導要領の枠通りに!それ以外は許されない!という先生のプレッシャーさえも伝わってくるあの教室の雰囲気、、、。


こうして子どもだけでなく、私たち大人も 性教育に関して相手と自分の間に「すりガラス」を置いてしまうのかもしれません。


しかーし、世の中では 蔓延する性感染症、SNSでのトラブル、インターネットで発信される誤った性知識、低年齢での妊娠、中絶、妊娠に気づかぬまま出産せざるを得なかった子たち、、、。


たくさんのトラブルがあるわけです。すりガラスを置いている場合じゃないな、、、と私も思っておりました。でも すりガラスの外し方が分からないのでした。💦



今回の渋谷での性教育イベントは学校のそれとは異なるものでした。
興味のある方はこちらのサイトをご覧ください。



↑痒いところに手が届く この感じ。ラブ
日常で活用できる素敵なサイトです♪


実際に会場では3人の登壇者の方々が、ご自身の体験も交え語ってくださいました。


家庭での性教育の重要性、幼児期からはじめる性コミュニケーション、プライベートゾーン、幼児自慰、生理、性的同意、妊娠について、、、などなど。


性教育動画や、LINEの相談室、書籍の紹介まで。


登壇者の方々が正しい知識に基づいているのは言うまでもなく
「コミュニケーション」「愛情」「尊厳」「尊重」ということを とてもとても大切にしておられるように感じました。


登壇者と参加者の間でのコミュニケーションも おのずと活発になります。


この会場には「すりガラス」がありませんでした。


「性教育って本来、こういった愛情、安心感に溢れるべきものだったんだわ。」
と気づかされました。


このマインドと正しい知識があれば「すりガラス」は外せることが分かりました。


↓では登壇者のご紹介💕

ピルコン代表 染矢さん(←代表あいさつのところ読んでっ!熱い想いが伝わってきます。)



↑会場にも準備されていた染矢さんの著書。思春期の男の子について詳しく書かれているので 保護者である私も読み始めると止まりませんでした。
非常に具体的なシチュエーションについて語られているにも関わらず、根底に流れるのは「自分を、相手を、大切にする」なので、今回の会場の雰囲気に良く似ていると思います。オススメです。


●助産師で性教育youtuber の大貫詩織(シオリーヌ)さん


↑中高生が知識を得ている場が「文字」ではなく「動画」にスイッチしているということで発信されています。中高生の関心を集めるため、明るく楽しく 時にふざけながら。伝える対象によってこうも発信の仕方を変えられるというのは、「伝えたいこと」が明確で想いが揺るぎない証なのだわ!と私はときめきました。


●元中学校保健体育教師で「命育」クリエイターの伊賀さん

伊賀さんとは座談会でお話させていただくことが出来ました。


学習指導要領の枠を一番実感してこられた方だと思います。


私が子どもから質問されたエピソードをご紹介し、伊賀さんなら そのシチュエーションで個人的にどのように子どもに回答しますか??と質問させていただいたところ、真摯に答えてくださいました。✨


伊賀さん曰く
国によっては
「今からお父さんとお母さんのプライベートな時間(セックスする時間)だから扉を開けないでね。」とまでオープンに子どもとコミュニケーションをはかるような価値観もあるそうです。

そのあたりは閉鎖的なイメージの日本ですが、どこまでオープンに語りたいかは 個人によって大きく異なるとのこと。


それ、とっても頷けます。


場合によっては、敢えてすりガラスを挟みたいこともありますもの!笑笑


自分の価値観や、子どもの特性を照らし合わせてみて、それこそオーダーメイドな性コミュニケーションが大切なのかも知れない!と感じるに至りました。


日常から上記のサイトや動画や書籍を活用していこうと思います。


ありがとうございました♪



↑例のすぐに失くなるボールペン(カランダッシュ)  初めて友人のと渋谷で集合!!笑笑


最後までお読みくださりありがとうございました♪