私は時々、ヘンテコな偶然に遭遇する。
10年程前の出来事。
高校時代の先輩と二人で関西から長野のゲレンデまでスノーボードをするため向かっていた車内で
当時、同じ部活の後輩だった木村さんの話で盛り上がった。
「そうそう。木村さんってメッチャ面白い子やったよな~。独特の笑いのセンスがあった!下の名前何やったっけ~!?記憶が、、、。あ~~、もうめっちゃ木村さんに会いたくなってきたわ~~!」
30分超えの木村ネタで大盛り上がりの二人。
懐かしくて木村さんに無性に会いたくなった。
長野のゲレンデに着いて何本か滑ったところで、先輩とはぐれてしまった。
先輩は方向感覚も優れているし、ボードの技術も高い。
私はその逆。
ま、仕方ないか。
待ち合わせ予定のリフトに辿りつけず、携帯の電波もイマイチで仕方なく一番近くにあったリフトにならぶ。
すると・・・・。
リフトの行列の私のすぐ前に後輩の木村さんが!!!
もう全身鳥肌!
目を疑って、声が出ないほどびっくりしながら
嬉しくなって声をかけると
木村さんも私を思い出し
「先輩~~~!!」と驚いていた。
木村さんはバイトの先輩と二人でボードしに来ているとのこと。
私も高校時代の先輩と来ているがはぐれてしまったことを彼女に話した。
で、木村さんと木村さんの先輩と私の三人でしばらく一緒にボードをして別れた。
懐かしかった~~!
下の名前も思い出した。
あだ名は「トモ」
で、二人と別れて程なくすると、はぐれた先輩と再会できた。
はぐれている間に木村さんに会った!!!と話しても、先輩は全く信じてくれなかった。
でも、ちゃーんとメアドと携帯番号を交換しておいたから、
その後先輩は木村さんと携帯で話し、驚きながらも納得していた。
だから何なんだ!?って話だけど。
こういうようなことが時々あるので
私の近くには「会いたい神様」が居てくれる。と勝手に解釈している。
会いたい神様の外見も想像済み(笑)
手のひらサイズのヒゲのオジイチャマで雲に乗っていることにしている。
中国の仙人風。
勿論、絵も描ける。
何のこっちゃ。