みなさまこんにちは! 代表の湯浅です!
最近本当にブログの更新が少なくなってますが・・・・
『震災から3年近く経って、ようやく落ち着いてきた』
のではなく、震災から3年も経ったのに町の復興は進まず、風化が加速して支援グッズとしての販売が厳しくなり、各方面に支援のお願いに奔走しているから・・・です。。。
被災地の商業者が置かれている状況は日に日に悪化し、新しい町が作られた時までに商売を続けられるのは、ほんの一握りになることでしょう。 非常に残念ですが、これが現状の現実です。
情報がメディアから消えるのは、我々の生活が普通になってきてるからではありません。
メディアが取り上げることに、世の中の興味が注がれているだけの話です。
昨年の台風26号で当プロジェクトは、震災による地盤沈下の影響で床上浸水の被害に合い、相当な被害を被りましたがメディアには全く取り上げられませんでした。。。
同じく台風26号では、伊豆大島が甚大なる被害を受けましたが、現在の東京都は、都知事選ばかりが取り上げられています。 さらに言えば、その知事選に出馬する方々も、一部の人しかメディアに出てきませんね。。。 これも非常に残念なことです。
忘れられる事は、時間がたってしまえばしょうがない事かもしれません。
だけど事実を伝えていくことも必要で、こんなブログのような小さな情報発信がこれからは重要な立場になってくるのかもしれませんね。
そんな中わたくし湯浅は先日、女川での事例をお話しさせていただくため、伊豆大島に行ってまいりました。
現地で見た様はメディアで見たものよりも甚大な被害で、一瞬にして東日本大震災直後の精神状態に陥りました。 ハッキリ言えば、恐怖を感じたということです。
特に、車の損壊状態を見ると、東日本大震災のそれをはるかに超えており、激しいエネルギーで押し流された事が想像できます。
また、この様な土石流のことを現地の皆さんは『山津波』と表現しておりましたが、ネットで調べてみるとすぐに出てくるこんな言葉が存在することすら、今回初めて知りました。
やはり、自然災害の風化は何とか食い止めなければなりません。
これはもちろん、まだまだ我々が独り歩きできる状況にない事を知ってもらうためでもありますが、世の中のすべての人が、いついかなる時に自然災害に合う可能性があることを忘れないことにも繋がります。
だから私たち『小さな復興プロジェクト』は、伊豆大島と連携して、風化を防ぐ活動にも力を入れていこうと思います!
その最初のアクションとして、コラボアイテムを製作いたしました
ロゴのデザインは伊豆大島の方々がデザインしたもので、製作は女川のみんな。革の裏にはうちのロゴも入るダブルネームとなります!!
仕上げには贅沢に、伊豆大島の椿油を使用!! 木との相性が非常によく、すべすべ感が既存製品以上に優れております!
本当はボディに直接彫刻する予定だったのですが、前日お伝えした通りレーザー彫刻機が壊れてしまったが為に製作できず、革への彫刻となってしまいましたが、自然災害を忘れないためにも、是非ともGETして頂きたいアイテムでございます!!
購入方法は現在、伊豆大島でしか買えませんが、近いうちに通販も開始できるよう手配しておりますので、わかり次第こちらでもご案内させていただきます!
詳細はこちらをご覧ください↓↓↓
https://www.facebook.com/kichi.oshima
お問い合わせは→ mail@to-on.info
恐らく次回は・・・椿の木を使ったfishも出来上がると思います! 試作品を作ってみましたが・・・このすべすべ感は群を抜いてましたので、そちらのリリースも楽しみにしていただけると嬉しいです!
震災の風化により、プロジェクトの存続はこれからさらに厳しい状況になると予想されますが、新たな産業として確立できるよう頑張ってまいりますので、今後とも引き続き応援して頂けますよう、心よりお願い申し上げます!
onagawa fish house AURA ショップページ