4月22日から、俺と友紀は口も聞かなくなった。
俺何してんだろう・・・
そんなこと言ったってもう後には戻れない。
友紀、やりなおそうよ。
一人で呟いてみた。
誰にも届かない。
そんなことわかってる。
でも、もう一度、友紀の口から「昇」って言葉が聞きたい。
でも、俺は戻れない。
俺は、
俺は、大学生じゃない。
俺は...
俺は...
世界恋愛禁止条例省の一員だ。
4月22日から、俺と友紀は口も聞かなくなった。
俺何してんだろう・・・
そんなこと言ったってもう後には戻れない。
友紀、やりなおそうよ。
一人で呟いてみた。
誰にも届かない。
そんなことわかってる。
でも、もう一度、友紀の口から「昇」って言葉が聞きたい。
でも、俺は戻れない。
俺は、
俺は、大学生じゃない。
俺は...
俺は...
世界恋愛禁止条例省の一員だ。
この度は、「世界恋愛禁止条例」などというつまらないお話にお付き合いいただき、誠にありがとうございます。
えー、毎回内容に関する質問や感想などをお待ちしております。
どしどしコメントしてください!
えーあとですね、なんていうんですか
ぺタっていいましたっけ?
あれもどしどしぺタってください!(使い方あってんの?)
えー、最後に次回作の予定も立てています。
なにか、こういうお話が見たい!とか
こういうジャンルがいい!とか
もうやめれば?
などというコメントもお待ちしております!
それでは、次は
「世界恋愛禁止条例#5」でお会いしましょう!
さようなら!
こちら、世界恋愛禁止条例省。
とあるカップルを破滅に向かわせます。
俺と友紀は久しぶりにデートをすることになった。
でも、俺には一つ聞きたいことがあった。
ねぇねぇ、昇~ご飯食べにいこ~
イヤだ。
なんで...?
うるさい。
ねぇ、どうしたの...?
なんでもねぇよ。
なんかあったんでしょ...?
お前、他に男がいるんだろ?
え?なんの話?
とぼけんなよ。
とぼけてないよ。
お前の彼氏だって言ってる奴に会ったよ。
...。
ふざけんなよ...。
なにそれ
しらねぇよ。もう帰るわ。じゃあな。
ちょっと!
これは、4月22日の出来事。
これから俺らはすれ違いの連続だった。
とあるカップルが、消滅に近づきました。
このお話は、普通の物語とはまぁ少し違います。
作者が普通のお話は嫌いなんでww
まだ2話の段階ではなにがなんだかわからないでしょう。
ただ、一つ言っておきましょう。
このお話を普通で終わらせるつもりは毛頭ございません。
おいおい、どうなっちまったんだよ日本は。
あ、紹介が遅れました私の名前は佐藤昇。
現在大学生。彼女がいまして笑
え?浮かれてるわけじゃございません。
じゃ、彼女の友紀ちゃんを紹介しましょう!
ちと、お待ちくだされ。
ただ今、電話で呼び出し中です。
あれ?出ないな~
もしかして・・・
もしもし~
あ、友紀!よかった~
ん?どしたの?
いや、あのさ。
うん。
ニュース見た?
ううん。見てないよ。
あのな、
うん、
実は、世界中にある法律ができたんだ。
え、なにそれ笑
その法律ってのがな、
うん。
恋愛禁止条例。
え?なにそれ笑
そう思うよな笑
ウソでしょ笑
そうだよな笑
今、忙しいからまた後でね~
うん!
世界恋愛禁止条例。馬鹿馬鹿しい条例だ。
世界には、約70億人いるらしい。
半分に割ると35億人。
つまり、単純な計算でいくと世界で最高35億のカップルが存在できる。
ただ、病気の老人であったり、ちいさな赤ん坊であったり、恋愛をしないものは何億人もいる。
話は変わるが、俺の住んでいる日本は今おかしな法律ができるとかできないとか・・・
それは、「恋愛禁止条例」
え?たった今決まった?
恋愛をする者は死刑?