「SMAP VEST」
らいおんハートから、時代を遡るように、久しぶりにシングル曲を聞き流していました。
当時の私が子供すぎただけかもしれませんが(当時小学生ですからね
)、
おとなになった今、聴くと、その歌詞の深さがわかる曲が多い。
あの当時、おとなだった人も、今おとなになった人も、いつの時代に聞いても変わらない恋ごころや、日常を歌っている。
そして、古い曲を、今聞いても、全く違和感のないこと。
後世にも残る良い楽曲が多いということですね。
つくづく思いました。
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楽曲レビューの第一回目は、
「セロリ」と「ダイナマイト」について。
シングルとしては、ダイナマイトの次が、セロリ。
アップテンポで、セクシーさを売りにしたダイナマイトと、
ミディアムテンポで、おだやかな雰囲気のセロリ。
この2曲をさかいにして、
SMAPの曲の描く世界に変化が出てきた気がします。
ダイナマイトまでの曲は、追い求める、激しい恋。嫉妬もすれば、不安になり、一方的に愛をぶつけるような描写。
その前のSHAKEにしても、青いイナズマにしても、
愛とか、キスとか、抱きしめるとか、直接的で、ちょっと強い言葉で表現されています。
自分の気持ちをぶつけるような、全体として若い感じ。
一方で、セロリは、
少し自分がした手にでて、なだめるような、お願いするようなニュアンスで、そして、優しく好きという気持ちを伝えます。
お互い、満点じゃないのはわかってる。
他人同士だもん、違うところもたくさんある。
全部一緒の必要はないよね?
でもがんばって、少しでも長く一緒にいませんか?
お互い歩み寄りましょう?
「つまりは、単純に君のこと、好きなのさ。」
自分の気持ちをわかってほしくて、ぶつけてきた、若い男の子たちから、
相手の気持ちを包んで、理解して、支えて、そして、自分の気持ちをそっと伝える、
そんな大人の曲を歌うようになったのです。
このセロリから、SMAPは、大人の曲が合うグループにシフトしてきたように思います。
この辺りを境に、
うまくいかないことや、自分の思い通りにいかないこと、理想と現実が違うことをわかった上での、
綺麗事だけじゃない歌
を歌うようになって、
ただのアイドルから、
大人アイドルへの
一歩を踏み出した気がします。
いろいろ書きましたが、
私は専門家でもないので、個人的感想なのですが
キラキラ
ギラギラな
アイドルSMAPも、
アンニュイで、
優しくて
大人なSMAPも大好きな
スマ子の
ちょっとした独り言でした