レッドブル片手に深夜勉強とはなんとも懐かしい響きである。部屋はしんと冷たくなっている。そんな光景が見られたのはもう二年も前のことだろうか。大学合格、そのたった4文字の為に。お前は何をしただろう。東京の大学へ逃げる、と決めたのはもう雪が降る季節だった。そこからはがむしゃらであった。もはや楽しさが生まれていた、勉強は楽しいことだと。
そんなことを回送する自分はかつての残骸のようである。この生活に名前をつけるならなんと付けようかと考えてみる。それは大層汚くてはならないと、私は直感的に思う。
たばこの灰で汚れた白いテーブルが今の自分をとくと表していた。
そんなことを回送する自分はかつての残骸のようである。この生活に名前をつけるならなんと付けようかと考えてみる。それは大層汚くてはならないと、私は直感的に思う。
たばこの灰で汚れた白いテーブルが今の自分をとくと表していた。