40歳からの田舎暮らし～雪国でのスローライフのすゝめ～

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20Jan
- 雪とスノーボードと骨折と痛風と
  初めてからまだ間もないのに、早速２週間も間を空けてしまいました・・・！継続って難しいですね。40歳になって２週間、十日町市は激しい降雪に見舞われることなく、なんだかんだ心穏やかに過ごせる日々が続いていました。いつもはそんなに降らない上越や新潟市がだいぶ降っていたようなので心中お察しして余りあるものがあります。雪、しんどいですよね・・・。とはいいつつも、満を持して雪国に帰ってきてしまったわたしとしては、これからは毎年雪とともに生きていかなくてはなりません。豪雪とも友好的な関係を気付いていきたいものです。幸いにして、友人の誘いで37歳からスノーボードを始めていたので雪が降る季節限定の趣味として興じていければと思っています。晴れた日のゲレンデはすごく気持ちがいいものです。まぁ、歳とってからの趣味としては激しすぎ＆もともと運動音痴ってこともあって、初年度のシーズン終わりに上腕骨を思いっきり骨折して入院しましたけどね。昨年までは関東や仙台といった勤務地からゲレンデに移動していたので、シーズン中に滑りに行ける回数が限られていたんですが、今年からは雪国！雪に苦しめられるぶん今年はウインタースポーツを楽しまねば！・・・と思っていたんですが、年末からの痛風→少し良くなったので滑りに行く→痛風の炎症が再発→少し良くなったので（以下省略）といった流れで何気にいまだに炎症が治まっていません。なにごともほどほどにせねば・・・。スノーボードはこれからも懲りずに続けていくつもりですし、十日町市でスキー・スノーボードのチューンショップをやっている友人もいたりするので、そのあたりの話も追ってできればと思います。前職の話とか、新潟帰ってきてからの話しようと思ってたのに、不健康自慢が長くなってしまったので今回はここまでにしておきます。
05Jan
- スローライフ始めました
  わたくしごとではございますが、本日（1/5）で40歳の誕生日を迎えましたHappyBirthday自分～歳をとることの何がめでたいのかなんて完全に見失ってますが、それでも例年であれば大好きなお酒を浴びにいくところ。しかし今年は年末に痛風を発症してしまったために、三が日も誕生日も一滴もお酒を飲まずに過ごすという体たらくでした。思えば去年から痛風やら四十肩やらいろいろ発症したな・・・。ちゃんと40歳。そんな40歳初日に当たる本日。お酒は飲めなくても、なにかしら誕生日らしいことをしたいと思い、日程調整して必ず観に行くと決めていた新潟市の万代島美術館の「岡本太郎展　太陽の塔への道」に行ってきました。太陽の塔内部、青山の岡本太郎記念館、川崎の岡本太郎美術館、どれとも異なる展示があって新鮮な気持ちで楽しめました。特に、万博当時と、内部再生後の違いが面白かったな～。３月まで開催されているようなので、太陽の塔好きな方は是非。お昼は近くの青島食堂で生姜醤油のラーメンをいただきました。やっぱおいしい。話は戻って岡本太郎展。一角に↓のような太陽の塔の制作過程を見せる展示があったんですが、すべての展示を見終わって、さて帰るか～って車の鍵を取り出したら、もともと付けていた太陽の塔のキーホルダーがこの状態に・・・！顔が取れて無くなって、展示物と同じ感じになってる・・・！ｗ失われた顔は残念ですが、面白かったのでまぁ良しとします。さて、前置きが長くなりましたが、本日をもって40歳となりましたので、ブログのタイトルにもある通り改めてスローライフを目指していきます。とりあえず、次回からは新潟に帰ってからこの二か月に何をしていたか、これから何をしようとしているかあたりを少しずつ書いていければと思います。
03Jan
- 十日町市について④　～大地の芸術祭～
  だいぶ遅れましたが、あけましておめでとうございます。そして年末年始の大寒波、お疲れさまでした。十日町市も今日は昨日までの大雪が落ち着き、一段落といった様相でした。ブログの内容が十日町市の紹介ばかりになってしまっていますが、スローライフの前にまずは環境からということで今回も十日町市について。十日町市の魅力のひとつに、「大地の芸術祭」というアートイベントがあります。「へぎそば」と「松之山温泉」に並ぶわたしのイチオシです。本祭の開催は３年に１回なんですが、イベントは定期定期に開催されており、また作成されたアート作品の一部はそのまま常設されていたりするので、何気なく道を歩いていたら突然大きなオブジェに出くわすなんてこともしばしば。この自然や日常とアートの融合がすごく刺激的で魅力的なのです。↑の写真はマ・ヤンソン／MADアーキテクツの「Tunnel of Light」という作品ですが、ほかにもいろいろな作品が十日町の至る所に並び立ちます。言葉で言い表すのが難しいので、ぜひとも公式サイトをご覧になってみてください。実は2000年にはわたしはすでに十日町市を出ており、以降３年ごとに開催されている本祭についても、開催エリアがあまりに広範囲にわたるということもあって、しっかりと見て回れたことがありません。（お勧めしておいてなんですがｗ）今年、2021年は本祭の開催年に当たります。この世情的にどのような開催になるかまだ分からないようですが、初めてじっくりと見て回れるチャンスなので、どんな形でも開催されることを期待しています。開催されたあかつきにはこのブログでも紹介していければと思います。今日はこのあたりで。
31Dec
- 十日町市について➂　～おすすめ温泉～
  大晦日ですが皆さんいかがお過ごしでしょうか。全国的な寒波の到来に伴い、十日町市は12月中旬以来の積雪が進んでいます。我々の先祖はなぜこんなにも過酷な環境に住み着くことになったんだろうか・・・。少し間が空いてしまいましたが、引き続き十日町について。十日町市の自慢できるものの一つに温泉があります。温泉ってだけであれば日本全国どこにでもあるよって思うかもしれませんが、十日町市内に点在する温泉のうちのひとつである「松之山温泉」は、群馬の「草津温泉」、兵庫の「有馬温泉と並ぶ「日本三大薬湯」のひとつなのです。ほかの二つが圧倒的な知名度に対してあまり聞きなれないかもしれませんが、松之山温泉のお湯は本当にいいお湯なのです。泉質は浅緑色の塩化物泉で、口にするとかなりしょっぱいです。なんでも、1200万年前の海水が元となる「化石海水温泉」なのだとか。温泉成分としておなじみのメタホウ酸とメタけい酸も多量に含まれているようで、美肌の湯としても、湯治の湯としても効果的です。少し使っただけでもめちゃくちゃ身体が温まります。わたし自身、温泉に目がないので全国でいろいろな温泉にはいっていますが、松之山の泉質はほかではなかなかお目にかかることができないものだと思います。十日町市に来た際には、山間にひっそりと佇む秘湯をぜひ体験してみてください。きっと気に入っていただけると思います。それでは皆さん、よいお年を。
22Dec
- 十日町市について②　～おすすめグルメ～
  連日続いた雪が落ち着き、本日は晴れ間がのぞいていました。雪かきに追われなくていいと思うと、心穏やかに過ごせますね～。前回に続き十日町市について。雪が多くて大変な十日町市ですが、もちろん大変な側面ばかりではありません。進学してから20年以上は関東を中心に新潟県外で過ごしてきましたが、端から客観的に見ていても、十日町市は様々な魅力をもった地域でした。苦労話ばかりではあんまりなので、それらの魅力について書いていこうと思います。まずは食べ物から。新潟と聞いて真っ先に思い浮かぶであろうものはやはりお米ですよね。魚沼産コシヒカリは特産品の筆頭だと思います。ちなみに新潟県内には魚沼市、南魚沼市という市がありますが、それらはどちらも複数の市が合併する際に名付けられたもので、魚沼産の魚沼が指すのは十日町市を含む魚沼地方（5市2町）だそうです。（今回調べるまで詳しくは知りませんでした）そんなわけでもちろんお米はおいしいんですが、わたしの一押しはお米ではありません。地元で愛されるほかでは食べられないものがあるのです。それは「へぎ蕎麦（布海苔蕎麦）」です。十日町市の特産物のひとつに着物があるんですが、その着物の糊付けに使っていた布海苔（ふのり）という海藻を蕎麦のつなぎに使っていて、普通の蕎麦にはないつるつる感と切れの良い歯ごたえを味わうことができます。これが本当に美味しい・・・！へぎ蕎麦の「へぎ」は、蕎麦を盛り付ける器のことなんですが、これも養蚕で使われていたものを転用したという、着物の町らしいルーツを持っています。そのへぎにそばをまとめて盛り付けた状態で提供されるんですが、一口ずつそばを手繰って盛り付けられており、見た目にも楽しいです。新潟へお越しの際、または関東あたりには何軒かへぎそばを提供するお店があるので、見かける機会があった際は是非ご賞味いただきたいです。食べたことない方にはきっと感動していただけるはず！次回以降も十日町市の魅力について書いていこうと思います。
21Dec
- 十日町市について①　～どんなところ？～
  移住先（というか帰省先？）の新潟県十日町市について書いていこうと思います。十日町市は新潟県の中央よりやや南部、地区で言うと中越地区にあります。※緑色に塗ったところです位置的には、フジロックやウインタースポーツでお馴染みの苗場・湯沢や、ファミリーマートにて天然水が販売されている津南なんかが隣接しており、お米の産地である魚沼地域に含まれているため、市内の至るところに田んぼがあります。そして前回のブログにも書きましたが、特筆すべきは何をおいてもまず積雪量です。わたしも帰ってきて早々に洗礼を受けました。笑皆さんご存じの通り、先週から大雪量が続いており、毎日雪の処理に追われています。先日屋根の雪下ろし（豪雪地帯なので屋根の雪を片付けないと家がダメになってしまう）を一人で行ってみましたが、140cm近く雪が積もっていました。こちらがその様子。これが屋根の上ですよ。考えられますか。私は考えられません。というかすでに疲労困憊で考えたくありません。笑この量になると雪も自重で密度が上がり、重くなっているためになかなか体力も続かず、家屋と車庫の屋根をすべて片づけるのに３日かかってしまいました。不慣れなのもあるのだろうなぁ・・・。まだまだ冬が始まったばかりなので、これからどうなっていくやら（雪も、自分も・・・。）次回以降も引き続生き十日町について書いていければと思います。
18Dec
- 田舎暮らしはじめました
  春先のコロナ禍からあれよあれよという間に時が過ぎ、2020年も残すところもあとわずかとなった11月初旬。40歳まであと２か月というタイミングで一念発起し、都心を離れて田舎で暮らすという選択をとることにしました。移住先は実家のある新潟県十日町市（国内有数の豪雪地帯）。いくら生まれ育った町はいえ、成人してから住むのは初めてなので、当時は見えていなかった雪国ならではの苦労や、田舎への移住に伴う問題を思い知ることもあるでしょうし、一方で、ゆったりとした時間の流れの中で田舎ならでは楽しみにもたくさん出会うだろうと思います。それらのひとつひとつを発信、蓄積していくことはできないかと考え、ここにブログという形で記録を残していくことにしました。移転直後の手続きを含む準備期間に１か月ほどかかってしまいましたが、これからマイペースに更新していければと思います。このブログに記載していく情報が、田舎への移住を計画されている方、スローライフにあこがれる方、雪国での暮らしに興味がある方々にとって参考になれば幸いです。