うちの夫は診断こそもらいに行ってないですけど、ぜっっったいADHDなんですよ。

結構みなさんADHDのやらかし内容を発信されてますよね。

それとか見てても、かわいいもんじゃん〜とか言えちゃうレベルなんですよね。

ADHDなんですけど、根がありえないほどポジティブなので、全くクヨクヨ悩んでないというか、「これが自分だぜ！」という感じなので、もしADHDで悩んでる方がいたらうちの夫のやべえやらかしを見て、安心して下さい。

あまりにもエピソードが多すぎるので、不定期でネタにしていこうと思います。

↓ちなみにADHDの特徴はこんな感じらしいです。

★不注意編〜車〜

●活動に集中できない、気が散りやすい

王道ですね。皆少なからずある症状だと思いますけど、結果的に引き起こす事例が、うちの夫の場合事故レベルです。

今回は夫の運転について書いていきます。もうね、危なすぎ。電気つけっぱなしとかほんとに可愛いレベルですよ。

いざご覧あれ〜〜〜

子供を車で轢きかける

いつかやると思ってたよね。

夫は運転がめちゃくちゃ下手です。なんせドライバーの気持ちが分からない。非言語コミュニケーションだからですかね。

助手席に座ると「今行っていいよって言ってるよ！」とか「今の行ったらダメなやつだよ！」みたいなのしょっちゅうです。一生教官みたいなポジションで助手席座らなきゃなので、基本的には、夫は助手席・運転は私の事が多いです。

さてさて、修行に行く前日に「肉をたらふく食べよう！」と近所の豚カツ屋に行った帰りのこと。

「いいよ、運転するよ」と珍しく言うので、あら珍しいではお願いします、と助手席に乗りますと、夫は運転席に乗ってすぐさまエンジンをつけてすぐ発進！！！！

ちょ！待て！子供が乗ってるの確認したか！？

「ギャーーーーーー！！！！！！！」

何事！？と振り返ると、後ろのドアは開いたまま、なんと2歳の次男の姿が見えない！

「停めて！」

と叫んで、車から降りて確認しに行くと

後輪にズボンが巻き込まれて倒れている次男・・・・

顔が真っ青になる私・・・

「ちょっと！！！！なんで子供が乗ったか確認しないで発進するの！あと1センチずれてたらタイヤに踏まれて足完全に折れてたよ！」(ズボンがキツく巻き込まれていたため内出血)

「ごめん、考え事してたわ・・・・」

あそう・・・・。

考え事してても発進する時ドア閉まってるか、子供がちゃんと乗ってるか、普通は見てると思うよ・・・。呆れて物も言えないので、「私運転するよ」で交代しました。

でもここで折れないのがうちの夫です。

「いやでもさ、今のは君も悪いよ。ちゃんと乗ったか確認してくれないと。ごめん、自分が一番悪いのは重々承知なんだけど、君だって助手席に乗る前にやることあったはずだ」

とね、分析し始めました。

いや私も悪かったよ、でも重罪はアンタや！エンジンかけて発進する権利はアンタが持ってるんや！

という気持ちを1000倍薄めて「まあでも、運転手が一番責任あると思うよ」と言いました。

いつかやると思ってたよ・・・・・

小学生の時にトラックにはねられている

と言うのも、この人は小学生の時に自転車で交差点に飛び出して、トラックにはねられ、脳内出血を起こして入院1ヶ月、そしてそれ以前の記憶を無くしたわけなんですね。でも、話を何回もよくよく聞いて、夫の生活態度を見ていると

一番悪いのは、はねたトラックの運転手

二番目に悪いのは、飛び出した本人

なのでは、と気づいたわけです。

そんな事があったので夫はよく

「子供が交通事故に遭わないように、普段から口酸っぱく言わないと」

と使命感を帯びた口調でよく言っていたわけです。

でも私は薄々気づいてましたよ、あなたの運転が一番怖い・・・と。

1000万の高級外車に正面衝突、出てきたのスキンヘッドの男性で・・・

それは次男を轢く何年か前のある某日、冬の日。

「追突事故した！」

とLINE。

最初に思ったこと、「やると思った・・・・」

話を聞くと、家の近くの山道で会社の車を運転していたところ

道が凍っていたためか、曲がり角でつつつつーーーーと曲がれない・止まれない、となってしまい

対向車に正面衝突。

しかもその追突しちゃった車が、ランドローバーの1000万はくだらない車・・・。

そして中から出てきたのは、50代のスキンヘッドの男性で・・・・。

「終わった」

と思ったらしいです。ヤクザだと思いますよね、私も話を聞いて「終わった」と思いましたよ。これから取り立てに追われるのかと・・・。

違いました。

お坊さんでした(同業者)

ドアから出てきた瞬間は鬼かと思ったらしいですが、その優しさたるや「仏様のようだった」と言う夫。名刺交換までしたそうで、その人はうちの父の後輩でした。有名な私立男子校の学長さんだったらしいです。

現在お寺で修行中の夫ですが、そのお坊さんが所属している本山に出向きますと、

「うちのお偉いさんに車ぶつけて、うちで修行してないのはお前かーーーー！！！！」

といまだにその話で有名になっているらしいです。

（修行している宗派は同じですが、隣の別の本山に修行しに行きました）

ま、あとはあれですかね、家の近くの階段に勢いよくバックで突っ込んだり(ドライブとリターンを間違えたらしいです、認知症レベル？)、擦ったり。擦るのは日常茶飯事なのでもういちいち覚えてられない。

この人にはハンドルを握らせてはダメだ、と強く思っているので、関西を1週間かけてぐるっと車で回った時も運転は全て私がしました。奈良から京都に向かう一瞬だけ交代したんですが、あまりにも危なっかしい運転をするので、もう我慢できず

「次のSAで交代する！」

と宣言。夜間授乳もまだしていたのに、偉いなあ私・・・。結果的に1,500kmほぼ完走しました、私は運転に自信がつきました。

(↑朝3時に鎌倉を出発して11時くらいに伊勢神宮に着いた時の写真)

ADHD、注意欠陥の結果なんではと勝手に思っていますが、どうでしょうかねえ。本当に、人の命だけは奪わないでくれ、と願っています。まあ向こう3年は修行で運転なんかしないんで、安心です。

修行堂内で、「自分がグレーなんじゃないかって噂されてるんだよね」と夫が言っていたので

「グレーじゃないでしょ！真っ黒だよ！」

と突っ込んでおきました。でも良いところもたくさんあるのでね。すご〜く愛されキャラなので。あとは集中力は物凄いし、結果は残せるタイプです。そんな全てをひっくるめて、この人という人格なんだと思います。

また、やらかしを思い出したらネタにしていこうと思います。

ではまた〜

ADHDの夫、車でのやらかし編