命懸けの結婚式が終わり・・・
母の日が終わってから、私はこれまでのお花人生最大の課題に対峙していました。
3月末で辞めた、元ブライダル部長が6月17日に結婚式&披露宴をするにあたって、
お花を頼まれていたのです。
今までの仕事上のお付き合いの関係から、近隣のホテルではできないということで、
長野市のホテルで結婚式をすることになったのですが、そこは某大手花店が契約で入っており、
会場装花はそちらで担当するけれど、持ち込み可能なものは全て当店から搬入することになりました。
ブライダルの同僚が担当するのは、受付用のプリザーブドフラワーとウェディングドレス用のブーケ。
私が頼まれたのは、和装用のブーケと両親への花束。
元ブライダル部長が言うことには、「うちの花は長野でも有名だ」と。。。
「どこにでもあるようなブーケだけは作って欲しくない」と。。。
和装の試着時の写真を見せてもらったのですが、形が着物なだけで、まるでウェディングドレスのような難しい打掛でした。
薄いピンクの着物の上に、白のレース地の打掛。半衿に濃いピンクがちょっとしたアクセントであるのですが、その濃いピンクを生かして欲しい、和の要素を入れて欲しいとのオーダー。
2回の打ち合わせを経て、最終的にたどり着いたのは、イブピアッチェよりも発色が綺麗なイブパッションとピンクの紫陽花で大きな大きなラウンドを作り、雨の雫をイメージして大小のクリスタルを
20個くらい散りばめ、ラウンドの下方にピンクと白のスケルトンリーフをたくさん、さらに2種類のチュール(一つは細かいクリスタルが散りばめられているもの)を長く流し、和の紐で飾り紐を作りチュールに纏わせました。
もちろんジューンブライドシーズンの真っ只中、16日は5件、命懸けの結婚式当日17日は2件、次の月曜日にも1件のブライダルがある中での、準備作業は連日夜遅くまで続き、精神的にもかなり追い詰められての当日。
朝7時前に出勤し、ブーケを制作、それが終わったら、ヘッドドレスを作り。前日組んでおいた両親花束(超巨大なジェーン風のブーケ風花束で2人がかりで制作しました)のラッピングを社長の息子Tさんに手伝ってもらい(巨大すぎて一人ではラッピングできず)、結局披露宴に出席する同僚とTさんを送り出すまでバタバタでした。
夕方、同僚から新郎新婦の笑顔のツーショット写真が送られてきたときは、今までの苦労が報われた気がして、思わず店の作業テーブルの下にしゃがみこんで泣いてしまいました。
連日、全く眠れないほどの追い詰められようだったので。。。
社長の息子曰く、両親花束であんなにどよめきが起きたのを初めて見た、、、というくらい、花束はインパクトがあったみたいです。
次の日、新婦からお礼のメールが。。。やっと終わったんだなぁと実感しました。
最近お店の方は・・・というと、野菜の苗地獄もやっと落ち着き、平日はお店にいてもあまり忙しくはない感じです。
その代わり、木曜日~土曜日にかけてがブライダルでとてもハードですけど。。。
そのウェディングシーズンも7月中旬でひと段落します。また9月から忙しくなりそうですけど。
8月はお盆地獄があるそうです。さすが、ご先祖さまを大切にする土地柄です。