先週末は3回目の検診に行ってきました。11週の検診です。
超音波でも赤ちゃんは4cmにもなっていて、手足もしっかり動き、今回は脳の映像
まで見えました。幅が16mmのまだまだ小さい脳なのに、もうしっかりと右脳左脳
が分かれて見えて感動です。
たった2週間でこんなに成長している赤ちゃんを見て、“これから日本への帰国と
ドイツへの引越と大変なことが重なるけど頑張るね!”と再び誓いました。
前回が9週3日での検診で、この時期はもちろん胎動なども感じる訳はなく母体が
赤ちゃんが元気かどうかを知るすべはないので、とても不安でした。ネットなどで
調べても、稽流流産だったりすると何の兆候もなく赤ちゃんが心臓を止めちゃって
いるということで、それはつわりも続くし体温も高いままなので知るすべはないと。
一般に一度元気な心拍が確認されると流産率はぐっと下がるというけど、それでも
数パーセントのママは悲しい思いをしている訳で、それは8~11週のあいだに多い
とも聞いていたので、本当に不安な毎日で一生懸命お腹の赤ちゃんに話しかけてい
ました。
そして、ようやく今回の検診で元気な様子が確認されたのでやっと安心、前回7週
で約2cmだった身体が倍の4cmにもなっていて頼もしくさえ感じてしまった、今
から親バカな私。(笑)
でも、妊婦の先輩に聞くともう胎動を感じる6ヶ月の彼女でも今でも心配はあると
いうことで、大きさにかかわらず親はいつでも子供の心配をするもんなんだよなと、
ママになるってそういうことなのね、としみじみ感じました。
先生に「今回も元気な心拍が確認できるかどうかとっても心配でした」と話すと、
胎動を感じるようになってから、赤ちゃんの元気をチェックする方法を教えてくれ
ました。
先生のお話では、胎動を早い人では16週、初めての妊娠でも18-20週には感じる
ようになると思うので、感じ始めたら、毎日毎食後に30分間横になって何回胎動
を感じるかグラフにつけて下さい、とのこと。食後が一番赤ちゃんが動いて元気な
のだそうです。
そして、胎動を感じなくなってから対応すると遅いケースも出てしまうので、毎日
毎食後にチェックをして自分の赤ちゃんの平均値を理解しておくことが大切なのだ
そうです。グラフは毎回多少の上下はありますが、ぐっと下がったり下がり続けた
りする傾向があればすぐに病院へ行って下さい、とのことでした。
ちょうどこれから16週でドイツ入りの予定の私は、すぐに病院が見つかるか不安も
あったので、これを聞いておいてとても安心しました。
また、今回で片山先生にお世話になるのは最後でした。先生にそのことを告げると
握手に両手を差し出して「ドイツでも頑張って下さい。生まれたらEmailなどでも
連絡を下さいね」と言って下さいました。
きっと年間に何百人(何千人かな?)を診ている先生なのに、たった3回しか診て
頂いてない私にも“生まれたら連絡下さいね”と優しく言って下さって、その言葉に
“やっぱりこの病院にお世話になってよかった”と思いました。
そのほか、看護士の方々もスタッフの方々も皆さんがとても親切でした。特に日本
での医療費の精算のためにとても面倒な書類をお願いしても気持ちよく引き受けて
下さったり、電話での対応もきめ細やかにフォローして下さったりしました。
私もアメリカで分娩までするなら、最初からアメリカの病院へ行ったと思いますが
今回はちょうど安定期直前に、シカゴー日本ードイツと大きな移動があったことと
ドイツではいづれ英語対応で病院にお世話にならなくてはいけないということで、
最初の時点でなるべく不安材料はなくしておきたいと思って、片山先生にお世話に
なりました。優しい先生と皆様の親切な対応のお陰で安心して移動ができそうです。
あとは「これから大移動だけど頑張ろうね!」と私が毎日お腹に話しかけています。
これできっと頑張ってくれるかな。(笑)
費用などについてはまた次回。
*写真と本文は関係ありません。