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ホッとひといき。

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9月9日の出産予定日まであと約2週間になりました。


ここ1~2週間の体調の変化としては…

-先週くらいから、つわりのぶり返しの様な午前中のムカムカ感がある
-この2週間で軽い鼻血が3回くらいあった
-臨月に入って,歩くのが遅くなったのが日を追うごとに更に遅くなる(健康なら5分の道を20分位かかる)
-赤ちゃんの胎動はより力強くなり、腕や足の曲げ伸ばしをしているのがよくわかる
-毎日のようにお腹が大きくなっている


ちなみに私の場合、お腹が大きくなる前兆として前日にお腹の皮膚がとってもかゆくなります。そしてなぜかとても眠くなる。

7ヶ月くらいからぐんぐんお腹が大きくなるたびに、前日にはお腹の皮膚のかゆみと眠気がとても強いので、これは私なりの傾向なのだと知ってその日は妊娠線予防のマタニティーオイルを使ってたっぷりマッサージをしています。

オイルは、ドイツ語学校の先生が私のために手作りしてくれた愛情たっぷりのマタニティーオイルと、WELEDAのマタニティーストレッチオイルを兼用しています。先生のオイルは手作りの優しい触感と生の草花入りでとても気に入っています。WELEDAの方は香りとのびもよくて市販品にしてはかなり優秀と思いますが、やはり手作りにはかなわない。なんてったって、作ってくれた人の愛情の波動入りですから。(笑)

本当に先生がとても優しい気持ちで作ってくれたことがオイルからよく伝わってくるし、先生の体調が悪い時にはなんとなくオイルからそれを感じることができるくらい。

そのおかげか、未だに妊娠線はあらわれずに助かっています。


体調がどんどん変わり、お腹も驚くくらい毎日大きくなってきて、だんだんに身体が出産に向けて準備を始めてるんだなーと感じる今日この頃です。


*写真と本文は関係ありません。
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妊娠36週5日目のこと。

夜中に鈍い腹痛があって目が覚めました。気づくとお腹も張っている。
できるだけ深い深呼吸をしてお腹をしばらく優しくなでていると張りがおさまった。

それが朝までに合計3回ありました。

これが前駆陣痛と言われるものなのかしら…?
それとも前日歩きすぎたせいかな?

翌日気になって調べてみると、人にもよるけどこのくらいの時期になると前駆陣痛が始まる人もいるらしい。
その後の数日間は同じことはありませんでした。

でも、翌日から“こうして本番の陣痛も突然に始まるのかな”と少し不安と緊張の日々。
そして、身体はもういよいよ出産の準備に入っているんだなーと実感。

いつドカーンと本物の陣痛がやってくるのかと、ドキドキしながら過ごしています。


*写真と本文は関係ありません。
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ドイツにも両親学級があります。

私が参加したのは、英語のクラスで1回2時間で合計7回のクラス。出産予定日の2~3ヶ月前から受講します。

日本で参加したことはないのですが話を聞く限りは、日本のものより随分“クラス”という印象が強く、毎週水曜日の夜7時から9時までパパとママと揃って参加するというカリキュラム。

毎回最初の1時間は陣痛のがしのマッサージやエクササイズ、後の1時間は参加者それぞれが心配事のシェアをしたりレクチャーを受けたり。

インド、マレーシア、アメリカ、イギリス、様々な国からのパパ&ママが参加していて、二人ともが一生懸命なカップルもいればどちらも適当な感じのカップル、ほとんど発言しないカップルなど、それぞれカップルの参加の仕方が違うのでなかなか面白かったです。


実際のクラスでは、正直言って“毎週毎週マッサージばかりだなー”なんて思っていたのですが、自分が出産を体験してみると(2010.2.16に編集しています)このマッサージが本当に大切!私の30時間に及ぶ陣痛の間の半分以上は旦那様にマッサージをしてもらっていました。

クラスの先生も“陣痛逃しには呼吸法とか体勢とか色々あるけど、私が覚えて欲しいのはただひとつ。しっかり深呼吸をしてできるだけ体の力を抜くこと。”と言っていただけあって、私達が習ったのはひたすら深呼吸をして旦那様に遠慮なく痛い所や押されて気持ちいい所を伝えること。


後半の1時間では、毎回出産から産後の育児に関わるテーマでレクチャーがあったり参加者が悩んでいることを相談したり。みんなの前で先生に相談してみると、案外同じ悩みの人が多かったりして、それだけでも精神的にほっとしました。


そして、クラスの最終日には全員のアドレス交換をして、出産後1~2ヶ月くらいの日付で同窓会もセットアップされるというまとまりぶりで、この時のメンバーとは今でも仲良し。

お互いに“異国での出産”という共通の体験をしただけあって似たような悩みをシェアしたり、授乳・離乳食・ベビーシッター・しつけなどどれをとっても国によって異なる考え方を知ることができて勉強になります。


もうひとつ、おまけのように良かったことはクラスではマッサージのおかげで旦那様に自然に甘えられること。

家では毎日仕事から帰って来た旦那様にマッサージのお願いなどとてもできないと思ってしまうのですが、そこはクラスなので遠慮なく甘えてしっかりマッサージをしてもらいました。(笑)

それに旦那様にマッサージをしてもらうと、お腹の中でいつも赤ちゃんが嬉しそうにくすぐったそうに笑います。

きっとパパとママが仲良く楽しそうにしているのがわかるんだよね。

その瞬間にはパパとママとお腹の赤ちゃんのエネルギーがあたたかくひとつになるのがはっきりと分かります。

早くも家族がひとつになった感じで、とっても気持ちのいいエネルギーでした。

*写真と本文は関係ありません。
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ドイツでは産後、病院は3~4日で退院してその後はヘバメと呼ばれる助産婦さんが家庭訪問をしてくれます。

新生児の健康状態全般、体重、授乳、母体の回復具合、ママの精神状態など今後問題さそうだと判断できるまで、通常はだいたい2週間ぐらい来てくれます。


ところが、このヘバメさんを探すというのがとても大変!

私の出産予定日は9月なのに5月から探し始めます。合計で20人以上は電話しました。

産婦人科でもらった英語が話せるヘバメさんに基づいて毎日電話かけまくりますが、なかなか予約が取れない…。(汗)


まずは電話が留守電だったりでつながらないし、留守電に折り返し電話を下さいと丁寧にメッセージを入れたところで折り返しの電話は全くない…。

つながったと思っても“ちょうど9月はバケーションなのよ”とか“私も出産を控えてるの”とか“もう9月の予約はいっぱいだ”とか“9月ならまだ先だからもっと後に電話してきて”とか。

軽く10人は超えたところで、“これはもしかして一見さんお断り的な風習があって、紹介状等が必要なんじゃないかしら!?”なんて思って産婦人科の先生に相談。

“そんなことはない”と言われて、再び電話かけまくりの日々。(泣)

初出産の海外出産、赤ちゃん生まれてもヘバメさんなしで大丈夫かなぁーとどんどん不安になります。


時期を同じくしてアパート探しと引越でも電話しまくりの日々が重なっていたので、疲れきってしまって、ヤケになってヘバメさん探しは一時中断。

“ご縁があるヘバメさんとはどうにか出会えるでしょ、うん。”と自分を励ましながら。(笑)


ところが本当にご縁のあるヘバメさんにはちゃーんと出会えました!

たまたま健康保険の事務所へ別件で訪ねた時に保険でまかなわれる出産関連の費用の話になり、ヘバメの話に続き、“ヘバメさんが見つからないんだよねー”と言ったところリストをくれました。

それには英語や他言語の表記はなかったけど、引越先に目と鼻の先の住所があったヘバメさんに電話をしてみるととても英語も堪能。

今まで20件以上も電話したのが嘘のように、リストの中で最初にかけたヘバメさんに一発でつながり予約OK!!


やっととれましたー!!

5月から探し始めて、途中断念したとはいえやっと見つかったのは7月後半。
(2010年2月に編集しています。)

ひとつのストレスにさえなっていたヘバメさん探し、ようやく終わりました。


しかし予約と言っても電話で自分の名前と住所、出産予定日を告げるだけ。

“こんなに簡単で大丈夫なのー!?”ととっても不安になりますが、他の人に聞いてもそんなもんらしい。不安だけどドイツ式に従うか…。(笑)



でもやっぱりご縁のある人とはちゃーんと出会えるんですよね。

何でもご縁ものには無理してあくせくしなくていいんだったよなー、と改めて思い出させられる一件でした。

*写真と本文は関係ありません。
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先週末は3回目の検診に行ってきました。11週の検診です。

超音波でも赤ちゃんは4cmにもなっていて、手足もしっかり動き、今回は脳の映像
まで見えました。幅が16mmのまだまだ小さい脳なのに、もうしっかりと右脳左脳
が分かれて見えて感動です。

たった2週間でこんなに成長している赤ちゃんを見て、“これから日本への帰国と
ドイツへの引越と大変なことが重なるけど頑張るね!”と再び誓いました。


前回が9週3日での検診で、この時期はもちろん胎動なども感じる訳はなく母体が
赤ちゃんが元気かどうかを知るすべはないので、とても不安でした。ネットなどで
調べても、稽流流産だったりすると何の兆候もなく赤ちゃんが心臓を止めちゃって
いるということで、それはつわりも続くし体温も高いままなので知るすべはないと。

一般に一度元気な心拍が確認されると流産率はぐっと下がるというけど、それでも
数パーセントのママは悲しい思いをしている訳で、それは8~11週のあいだに多い
とも聞いていたので、本当に不安な毎日で一生懸命お腹の赤ちゃんに話しかけてい
ました。

そして、ようやく今回の検診で元気な様子が確認されたのでやっと安心、前回7週
で約2cmだった身体が倍の4cmにもなっていて頼もしくさえ感じてしまった、今
から親バカな私。(笑)

でも、妊婦の先輩に聞くともう胎動を感じる6ヶ月の彼女でも今でも心配はあると
いうことで、大きさにかかわらず親はいつでも子供の心配をするもんなんだよなと、
ママになるってそういうことなのね、としみじみ感じました。


先生に「今回も元気な心拍が確認できるかどうかとっても心配でした」と話すと、
胎動を感じるようになってから、赤ちゃんの元気をチェックする方法を教えてくれ
ました。

先生のお話では、胎動を早い人では16週、初めての妊娠でも18-20週には感じる
ようになると思うので、感じ始めたら、毎日毎食後に30分間横になって何回胎動
を感じるかグラフにつけて下さい、とのこと。食後が一番赤ちゃんが動いて元気な
のだそうです。

そして、胎動を感じなくなってから対応すると遅いケースも出てしまうので、毎日
毎食後にチェックをして自分の赤ちゃんの平均値を理解しておくことが大切なのだ
そうです。グラフは毎回多少の上下はありますが、ぐっと下がったり下がり続けた
りする傾向があればすぐに病院へ行って下さい、とのことでした。


ちょうどこれから16週でドイツ入りの予定の私は、すぐに病院が見つかるか不安も
あったので、これを聞いておいてとても安心しました。


また、今回で片山先生にお世話になるのは最後でした。先生にそのことを告げると
握手に両手を差し出して「ドイツでも頑張って下さい。生まれたらEmailなどでも
連絡を下さいね」と言って下さいました。

きっと年間に何百人(何千人かな?)を診ている先生なのに、たった3回しか診て
頂いてない私にも“生まれたら連絡下さいね”と優しく言って下さって、その言葉に
“やっぱりこの病院にお世話になってよかった”と思いました。

そのほか、看護士の方々もスタッフの方々も皆さんがとても親切でした。特に日本
での医療費の精算のためにとても面倒な書類をお願いしても気持ちよく引き受けて
下さったり、電話での対応もきめ細やかにフォローして下さったりしました。


私もアメリカで分娩までするなら、最初からアメリカの病院へ行ったと思いますが
今回はちょうど安定期直前に、シカゴー日本ードイツと大きな移動があったことと
ドイツではいづれ英語対応で病院にお世話にならなくてはいけないということで、
最初の時点でなるべく不安材料はなくしておきたいと思って、片山先生にお世話に
なりました。優しい先生と皆様の親切な対応のお陰で安心して移動ができそうです。


あとは「これから大移動だけど頑張ろうね!」と私が毎日お腹に話しかけています。
これできっと頑張ってくれるかな。(笑)

費用などについてはまた次回。


*写真と本文は関係ありません。