振り返ってみると、
2025年は思っていたよりも大変な一年だった。

頑張っているつもりなのに、うまくいかないことが続いたり、
「このままでいいのかな」と、一人で考える夜が増えたり。

年末が近づくにつれて、
何かを大きく変えたいというよりも、
いったん全部リセットしたい、そんな気持ちになった。

そこで私が用意したのは、
とても小さな、二つのものだった。

 

 

玄関に小さなしめ縄を飾った理由

日本では昔から、
しめ縄には「悪い流れをここで区切る」という意味があると言われている。

 

正直、私はそこまで縁起を気にするタイプではない。
でも今年は、なぜか素直にそういうものに頼ってみたくなった。

 

大きな門松ではなく、
主張しすぎない、小さくてシンプルなしめ縄

 

それを玄関に掛けただけなのに、
家に入るたび、少し気持ちが整う。

 

「ここから先は、もう無理しなくていい」
そんなふうに、自分に言われている気がした。

 

最近は、
マンションにも合うミニサイズのしめ縄が多くて、
さりげなくお正月の空気を感じられるのがいい。

 

 

 

 

 

 

 

新しいお箸と食器で、2025年を振り返る

新年に向けて、
お箸と小さな食器を新しくした。

 

「新しい年には、新しいお箸を使うといい」
そんな話を聞いたことがあったからだ。

 

特別な料理を作ったわけでもなく、
いつも通りの食事だったけれど、
不思議といつもよりゆっくり味わって食べていた。

 

その時間の中で、ふと思った。

 

2025年は確かに大変だったけれど、
全部が悪かったわけではない。

 

続けられたこともあったし、
投げ出さずに済んだ日もあった。


ちゃんと、ここまで来られた。

 

新しい食器を使うことで、
一年を反省するというより、
「よくやった」と自分を認める時間が持てた気がする。

 

 

おわりに

新年の準備は、
高価なものや派手なことじゃなくてもよかった。

  • 玄関の小さなしめ縄

  • 新しいお箸と食器

それだけで、
2025年に区切りをつけて、
2026年を迎える準備は十分だった。

 

もし今、
私と同じように少し疲れている人がいたら、
ほんの小さな「切り替え」をしてみるのもいいかもしれない。

 

新しい年は、
少しだけ、やさしく始めたい。

 

 

気になる方は、プロフィールに置いています。