私ってなんて不幸なんだろう。

 

 

私の人生ってこんなことばっかり。

 

 

 

 

そんな風に自分を不幸な人間にしてないかな。

 

 

 

 

 

私もね、歌手をしていたころに、

 

”苦労した分だけ歌に深みが出る”

 

って思い込んでたから、

 

 

 

苦労したほうがいい!!

 

 

って、

 

 

自ら不幸な女になっていった。

見事なまでに。笑

 

 

そしてそれは歌手をやめたあとでも続いていく。

もう私の人生に設定されてしまったのだ。

 

 

 

不幸であるメリットがめっちゃあると思ったから、

 

不幸な自分でいた。

 

 

 

 

私は不幸な女だ。

 

 

 

 

っていう大看板をひっさげた、

 

悲劇のヒロインになったのだ。

 

 

 

 

私の人生にはこんなに不幸な出来事があった。

 

それをかき集めて看板にすると、

 

すごい人生を生きてきたような自分になれた。

 

 

 

 

こんな苦労を生き抜いてきた自分を、

 

誰か認めてくれ〜〜!!!!!

 

 

 

って、観客のいない舞台でずーっと悲劇のヒロインを演じたわけです。

 

 

 

 

そう、悲劇のヒロインを演じても、

 

誰も見てはくれないのだ。

 

 

 

だって、そんなのみんな、

 

 

 

 

おもんないもんね。

 

 

 

笑い泣き笑い泣き笑い泣きドヒャドヒャ。

 

 

 

誰かに見て欲しくて、

誰かにスゴイって言って欲しくて、

誰かに頑張ったねって言って欲しくて、

誰かに認められたくて、

 

誰より自分が自分を認めたくて、

 

始めたこのヒロイン役は、

 

 

 

観客ゼロ。

 

 

 

だったのだ。

 

 

 

そりゃそうだよね。

 

誰が楽しくて人の悲劇の舞台を見にいくんだ。

 

 

爆笑したり、見て良かった〜って思える舞台を、

誰だって見たいのだ。

 

 

それに人は、

そもそも自分以外には、

そこまで関心ないんだったわ。アハハ。

 

 

 

 

 

そうです。

 

 

完全にやっちまいました。笑

 

 

 

 

不幸のデパート、

不幸の総合庁舎。

 

 

 

 

そんなもんなくたって、

 

 

 

 

自分は世界でたったひとりの唯一無二の存在なのだ。

 

 

 

 

だからね、

もしもあなたも同じように、

 

自分の不幸自慢をしたり、

苦労が自分の誇りみたいに思ったり、

 

悲劇のヒロインを演じているかもしれないと思ったら、

 

 

その不幸があなたにもたらしているメリットを考えてみるといいよ照れ

 

 

いつだって人はメリットを感じてそれを選んでいるから。

あなたにとってのメリットってなんだろうね。

 

 

 

もう不幸な人生はやめたい!!

って思うならこれは是非考えてみてほしいな流れ星

 

 

 

それでは、素敵な夜を〜〜星空