祈りの天使 | 50代からのスローライフ〜癌サバイバーが描くヒーリングアート        

50代からのスローライフ〜癌サバイバーが描くヒーリングアート        

2015年悪性リンパ腫ステージ4から生還し、健康の大切さを痛感しスローライフを始めました。講師業から絵描きへ薬草を育てながら天使画・曼荼羅・点描画等を描いており販売もしています。アートや薬草、健康に関することを発信しています。

 

 

 

2015年入院中に、

どなたかのfacebookの投稿に

「人のために祈る」という記事がありました。

 

苦しい治療中に自分のことで精一杯で

人のためにとはとても思えない毎日でしたが、

 

そんな時だからこそ、それはとても

尊い行為ではないかと思い直し、

治療の合間の体調のいい日に祈っていました。

 

 

毎日診察に来てくださる主治医、

看護師さん、清掃の方、同室の患者

さん、お見舞い客の方々に

 

「あなたが今日一日幸せでありますように」と

 

退院するまでの3ヶ月間、

体調のいい日のみでしたが続けました。

 

 

退院してからは、3ヶ月毎の検診になり

できることをできる範囲で、ですが

 

採血してくださる看護師さん、

廊下ですれ違う患者さん、

エレベーターで同乗した方々、

診察や支払いを待つ間の両隣りの方々と

祈る相手は変わりましたが、

同じように祈っています。

 

「あなたが今日一日幸せでありますように」と。

 

「今日一日」の他に「いつも」になったり

祈り方は、その時々で違ったりするのですが。

 

ヒーリングやレメディ、カウンセリング等も

広い意味での「祈り」に

通じるように思いますし、

 

普段の生活の中でも、意図せず

無意識に祈っているのではないでしょうか。

 

私も、自分が知らないだけで誰かから

幸せを祈ってもらっているのだと思います。

 

祈っている時には、人は多分

少し微笑んでいるのではないかと思うのです。

 

口角が上がると、頬筋から脳幹に

リラクゼーション信号が伝わります。

 

作り笑いでもいいから笑顔を作るといいと

言われる所以ですね。

 

人のためにしていることが実は、

自分のためにもなっているんですね。

 

デューク大学が65歳以上4000人を対象に

祈りの効果について調査したところ

 

毎日祈りを捧げている人は、祈らない人よりも

ずっと長生きしたという結果が出たそうです。

 

 

祈りは、祈られた人にも

祈るという行為を行う人にも、

両方に良い効果をたらすということが

いろんな調査から解明されていて、

今では周知の事実になっていますよね。

 

相手の幸せを願うと同時に

情報操作やフェイクニュースが多い中、

 

足元を照らす常夜灯のように

真実への一光の希望となるのも

祈りの力ではないかと思います。