発症から2年8ヶ月
寛解から2年5ヶ月が過ぎました。
少しずつ仕事量を増やして行こうと
思っています。
それと、今まではご相談を受けたら
私の体験をお話しするというスタンス
でしたが、これからはブログ等でも
発信していこうと思っています。
本当は、
寛解から3年経ったらお話ししようと
思っていたのですが、
ご相談が多くなってきて、生活への
支障が出てきたというのもありますが、
それ以上に癌に罹患された方のお話を
聞くことが増えてきたこともあります。
私はカトリック信者(クリスチャン)
なので、他宗教の話をしようものなら
母から烈火のごとく怒られて育ちましたので
そのことも書かなくてはいけないので
かなり勇気が入りました。
(決して、他宗教を
否定しているわけではありません)
でも、お困りの方は
きっといらっしゃるはずなので
(以前の私のように)
勇気を出して書いてみようと思います。
2015年6月に、余命宣告をされてから
わずか3ヶ月で完解できたのは、
抗がん剤
サプリメント
お寺さん
食事療法等
どれか一つの療法に偏らず
組み合わせてもらったからだと思っています。
どれか一つだったら
今私は、ここにはいません。
血液疾患には抗がん剤が効きやすい
ということは非常にラッキーでした。
ただ、副作用が酷かったので、
副作用軽減のサプリメントがなかったら
5クールの治療には
耐えられなかったと思います。
治療開始前にサプリメント
あるお寺のご住職に
お世話になりました。
治療前だったにもかかわらず
腫瘍マーカーが下がり始めました。
そして
脳への転移で、3㎝あった脳腫瘍は
2回の治療で6mmに減少。
4回目の治療で、ほとんど全身にあった
癌細胞が消滅。
私は、骨髄抑制があったために
抗がん剤が100%で使えず70%の量
だったにもかかわらず・・・です。
そのことで、主治医は家族に
「充分回復の望みがあると
希望を持っています」と
言われたそうです。
どれだけ絶望視されて
いたんだろうと思います。
私が、最も感謝しているのは、
生還できたことはもちろんですが、
その後の生活に不安がなく
QOL(生活の質)の高い
生活が送れているということです。
入院中は、不安や死の恐怖と闘わなければ
いけませんし、完解しても再発の不安は
ついて回ります。
病院に検査に行くまで
病人だったということを忘れる生活が
できています。
その安心感は何物にも代えられません。
お寺さんと聞くと
ご祈祷料、お布施が高額という
イメージがあったのですが
(すみません、偏見です)
ご住職は、お困りの方のためにと仰って
本当に恐縮するくらいの料金です。
ですから、お客様が多くてお忙しいため
ご高齢にもかかわらず睡眠時間も
短いのだそうです。
どれか一つでも欠けたら
ステージ4からの生還は難しかったと
思って感謝しています。