三大治療で辛い思いをされた方、

不快な思いをされる方は、

遠慮なくスルーしてくださいね。

 

 

何か月も前に書いていたのに

勇気がなくて出せませんでしたが、

 

 

世の中には、抗がん剤、放射線治療を

必要としている子どもたちがいること

を知っていただきたくて、

 

 

清水の舞台から飛び降りる想いで

書いてみました。

 

 

私の長男は、6歳で骨髄移植をし、

病気の型は最重症、HLA2座不一致

という厳しい条件の中、

 

 

拒絶反応のため他界しました。

当時の成功率は20~30%でした。

 

 

8年後、次男は5歳で骨髄移植をし

この時、致死量ギリギリの放射線、

抗がん剤を使い移植は成功し、

今年で17年目になります。

 

 

移植をしなければ、

小学校に入学できませんでした。

 

 

次男だけではなく、

次男と同じ病気の子どもたちが、

どんどん元気になって

人生を謳歌しています。

 

 

小学校に入学した

 

大学生になった

 

就職した

 

結婚した

 

子どもが生まれた

 

 

そんな、当たり前の普通の人生を

みんなが送れるようになったのは

移植のお陰です。

 

 

長男のときには間に合わなかった

新しい抗がん剤のお陰です。

 

 

医学の進歩のお陰なんです。

 

 

息子たちの病気には、放射線も

抗がん剤も必要な治療です。

 

 

当時は、病気の性質上、食事療法や

民間療法等で治るというものでは

ありませんでした。

 

 

24年経った今も、骨髄移植という

治療方法は変わっていません。

 

 

そんな子どもたちがいることも

知ってほしい。

 

 

抗がん剤は、90%の方には効果が

ないと言われていますが、

 

 

10%の方には効果があるということは

過小評価されてるか全く書かれて

いません。

 

 

その10%の中に血液疾患が含まれて

いることはどれくらいの方が

ご存知なのでしょうか!

 

 

三大治療反対派の意見の方の記事を

血液疾患の方が、読まれたら

 

 

助かったかもしれない命は

見過ごされることに

ならないでしょうか。

 

 

そんなことを危惧しながら

目を通す記事もあります。

 

 

血液疾患でも状態によっては、

抗がん剤が効かない場合もある

そうですが、それでも、

90%の生命も10%の生命も

生命の重さは、平等のはずですよね。

 

 

90%に効果がないと書くのなら

10%には効果があると

平等に発信していただきたいのです。

 

 

そして、その90%の出所をすぐに

鵜呑みにせず、データの正確さを

充分吟味してほしいのです。

 

 

この%で正確かどうかを

きちんと調べてほしい。

 

 

半年前の情報は、すでに古いと

言われる時代です。

 

 

10年前の古いデータが

出回っていることもあるそうです。

 

 

90%と言われていた数字も、

すでに訂正されつつあります。

 

 

医学は、猛スピードで

進歩しています。

 

 

次男は、移植中未就園児でしたが

今は、大学生になり

大学に通いながら、バイトをして

週末は折り紙教室をして夫と私の仕事を

手伝ってくれています。

 

 

移植をしなければ、次男の成長した

姿を17年間もみることが

できませんでした。

 

 

放射線や抗がん剤の苦しい治療と

引き換えに、小学校には

入学できないと言われた次男が、

 

 

17年間元気で過ごしていることは、

私たちにとっては、希望であり

誇りです。

 

 

160㎝までしか伸びないと言われた

身長は170㎝を超え、世界で一番

身長が高いそうです。

 

 

そのことが、

後に続く同じ病気の子どもたちの

希望になると主治医から言われました。

 

 

大学生生活を謳歌している次男を

見るにつけ、骨髄移植という

私たちの選択は間違っていなかったと

思っています。

 

 

骨髄移植は、延命さえできれば

医学が進歩して息子たちの病気も

不治の病ではなくなる時代が

きっと来ると考えての決断でした。

 

 

ですが、その治療法しかないとは言え

骨髄移植は想像を絶する苦痛を

伴うものでした。

 

 

他の治療方法があるのなら、

絶対に避けたい治療でした。

 

 

ですから、外科手術や放射線、

抗がん剤を使わなくても苦痛が少なく

治療ができる時代が来ることを、

 

 

そして、西洋医学、東洋医学、

スピリチュアルなこと、

 

 

サプリメントや代替療法等

総合した統合医療ができることを、

それを患者さんが自由に選択できること、

 

 

反発するのではなく、偏るのではなく

一つの治療や療法に固執するのではなく

 

 

それぞれのいいところを活かして、

患者さんが安心して医療を受けられる

 

 

そんな時代が来ることを

心から願っています。