今日は、お盆ですね。

亡くなった方の魂が、

子孫の元に帰れる日。

 

 

 

 

丁度、精霊流しの鐘の音と

爆竹の音が聞こえ始めました。

 

今日は、23年前に他界した長男の

ことを書いてみたいと思います。

 

信じられないような話なので

苦手な方は遠慮なく

スルーしてくださいね。

 

私は、当時6歳だった長男から

定期的にメッセージを

受け取っていたのですが、

長男からもらったメッセージを

読んで、次男に長男と同じ

名前を付けようとしたことを

想い出しました。

 

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弟が生まれることを

ぼくは、

とても楽しみにしてたんだよ。

 

でもね、ようくんは

ぼくの生まれ変わりじゃないから

一緒にしちゃダメだよ。

 

本当は、ようくんのほうが

先に生まれるはずだったんだけど、

ぼくたちは、話し合って順番を

決めたんだよ。

 

ようくんがお母さんと一緒に

いられるようにってね。

 

だから、一緒にしちゃダメだよ。

 

ようくんは、

本当はお兄ちゃんだから

大変なほうを選んでくれたんだよ。

 

**************

 

長男が言うには、

こちらの世界は修行の場だから

その修行の世界にいるほうが

大変なのだそうです。

 

生まれるときに長男は、

次男で生まれる予定だった

そうですが、長男として

生まれてきました。

 

2人で順番を決めたというのですが、

その理由が、長いこと

わかりませんでした。

 

次男が何故、私と一緒に

長くいる必要があったのか

ずっと、不思議でした。

 

 

私が、退院して自宅に戻ったとき、

サロンの荷物を引き上げるために

夫と次男が、重い棚を運んでいた

時のことでした。

 

夫が、次男に

「もっと下から持ち上げろ!!」

「重かな!ちょっと一回下そうか」

と言ったときに、

「あぁ、そうか」と思いました。

 

この棚は、次男でなければ

持ち上げられなかったんだと

いうことに気付きました。

 

長男は、両手に障害があり左手の

小指がわずかに動く程度でしたから

肉体労働も車の運転も、

できなかったと思うのです。

 

私が病気になることが

わかっていたから、次男が

私の傍に長くいられるように、

だから、2人で話し合ったんだと

思いました。

 

何故、長男が

「お母さん、愛してるよ」と

連呼していたのか、

23年間の謎が解けて、

涙が溢れてきました。

 

次男は、車の免許を取り

病院やリハビリの送り迎えや

家業を手伝い、私の代わりに

家事全般もしてくれます。

 

それは、長男にはできないことでした。

 

 

母親を選ぶときに、

優しそうだからとか

寂しそうにしてたからという理由で

選ぶと聞いたことがありますが、

私の子どもたちは、両親を

助けるために生まれて来て

くれたようでした。

 

子どもは、どの子も皆、

親を幸せにしようとして

生まれてくるのではないかと

思います。

 

私もまた、母を幸せにするために

生まれてきたのかもしれません。

 

今日は、次男は友達と

精霊流しに出かけました。

 

私は、夫と寂しい夕食ですが、

今日は、長男と両親のことを

思い出しながら、ご先祖様に

感謝の日にしたいと思います。