「思い」を重ねる余白を求めて。~こけぐらしの軌跡を振り返る⑤(最終話)~ | Kokegurashi(こけぐらし)

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「道ばたに生える、苔の気持ちを考えてみる」
愛知県豊田市旭地区から
身近なものの大切さをかみしめる穏やかな暮らしかた、
「こけぐらし」な日々を発信しています。






この町に潜在する、住民それぞれの個人的な「思い」。


表に出さなければいつか消えていく僕自身の思い。






実は町の資源である、こうした「思い」を表現したい。


天井を眺めながら、そう思った。







多くの人が抱く、もどかしい感覚。


けれどもそれぞれ、微妙に違う感覚。






それを表現する上では


ビジュアルも文面も、


見る人、読む人が自分の経験に置き換えられるように


できる限り抽象的であったほうがいい。






そうした時に思いついたのは、やはり「苔」だった。






苔は声を出さないから


決して感情を表に出すことはない。






苔は動かないから


自由に振る舞えないもどかしさがある。






そこに重ねる言葉は


なるべく簡潔で、分かりやすく、


けれども主語は抽象的で


読む人が自分の経験に重ね合わせられるような


余白を持った、「詩」にしよう、と思った。






そしてこけぐらしは現在のような


コケ写真と詩をメインにするスタイルに


変化していったのです。






そしてこけぐらしは


ひたむきに思いを綴り続けるのです。






明日もまた、抽象的に。













おわり







苔の気持ちに寄り添う詩、

「コケ詩」を配信する

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