久々のブログ。今回は旅行記です。

昨シーズンの国別対抗戦をもって、カナダ代表のキーガン・メッシングが現役を退いたことはまだ多くの人の記憶にも新しいことかと思います。

私自身、友人とともにカナダ国旗を手にキーガンの勇姿を見届けに行きました。観客に感謝の気持ちを伝えるかのように演技をするキーガンの姿がとても印象的でした。(お礼を言いたいのはこっちだよ！！)

さて、キーガンの高祖父、永野万蔵氏が日系カナダ移民第1号であることはこの界隈ではある程度有名な話かもしれません。

キーガンは国別対抗戦後、万蔵氏のお墓参りをすべく、氏の故郷、長崎県南島原市の口之津を訪れました。

その詳細はこちらの記事。NHKの取材です。

フィギュアキーガン・メッシング～日加の絆先祖のルーツたどる旅路～｜NHKスポーツ【NHK】

www3.nhk.or.jp

キーガンが訪れた場所を巡るべく、私も国別対抗戦を一緒に見に行った友人とともに口之津へ行ってきました。

その旅行記をここに記しておきます。

まず、口之津ってどこにあるの？という話です。ここです。長崎県南島原市口之津町。

長崎県東南部、島原半島の南端。長崎空港から車で2時間弱。字面だけ見ると意外と僻地じゃない、かも？

でも公共交通機関ではかなり行きにくい。今回は車を利用しています。

一緒に口之津に行った友人(以下"友人"とだけ書きます)というのが、小中高の同期、いちばん太く長く、面積の広い関係を維持している友人の1人です。氷面鏡も購入してくれています。

キーガンが大好き。私のフォロワーのお母様と並んで、世界でただ2人(推定)しかいない「OK メッシング👍」の使い手です。

友人がそれほどスケートに興味がなかった高校時代、受験期、「絶対あんたこういう選手好きだから！」と私が薦めたのがキーガンを好きになったきっかけらしい。付き合いが長いと好きそうなものが自ずとわかるようになりますよね。

私も友人も長崎に多少縁がある人間なので、キーガンが長崎に来る(来た？)という話が出た時から、キーガンが訪れた場所に私たちも行ってみようという話をしていました。

そしてこの度ようやく"聖地巡礼"を果たしたのです。

では以下巡った場所について。

・砂浜

まずは記事中でキーガンが吸い寄せられるように立ち寄った海岸へと向かいました。写真を頼りにGeoGuessrの要領でここの砂浜かな？と推察し白浜海水浴場へと向かいました。

がしかし、多分間違えましたね。正解は加津佐前浜海水浴場だったと思われます。誤差約2km。5000点ならず…。

時期的に海水浴客もおらず、静かでいい海でした。写真下手だから伝わらないけど綺麗な海です。

後ろに見える緑を頼りにguessしたものの、キーガンの写真と比べるとどうも遠かった。

「砂浜は何のためにある？」「走るためだーーー！」の図

・口之津歴史民俗資料館

続いて、キーガンが訪れた口之津歴史民俗資料館へと向かいました。石炭積出港としての口之津の歴史を始めとする南島原の歴史についての展示がなされています。

口之津港ターミナルビル内にある本館と旧長崎税関口之津支署庁舎を改修した分館とがあり、キーガンが訪れたのは分館の方。私たちは両方を訪ねました。

本館の方には天正遣欧使節やキリスト教信仰に関する展示も充実していました。この語源はポルトガル語？オランダ語？クイズ的なやつが面白かったです。以外と勘でいけた。

そして別館の方。なんばん大橋という幅3m程の橋(大橋…？？？)を渡った先にあります。離合できないので要注意。

外観

お客さんもあまりいないので職員さんがほぼ付きっきりで解説をしてくださりました。

三池炭鉱からの海外への石炭積出港としての歴史、船員の町としての歴史、また魚群探知機に関する展示など様々な説明をしていただいた後、カナダ国旗がある場所へとたどり着きました。

永野万蔵についての展示コーナー

この展示までたどり着いた時、職員さんに「私たちキーガンが好きで、テレビとか記事とかを見て口之津に来たんですよ〜。キーガンの引退試合も見に行きました！」と話をすると、「キーガンのファン！？レアだね！！そんな人いたんだ！そんな理由でここ来た人初めてだよ！はやく言ってよ〜」と言いながら、キーガンが訪れた際にスマホで撮った写真をたくさん見せてくれました。