犯罪王ポポネポ 1 (ヤングジャンプコミックス)/集英社
¥590
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テーマは何とも重く暗くなりがちなものなのですが、絵柄がポップなのと主人公の能天気さがこのマンガの雰囲気を淡々とさせたものにさせている気がします。
小路啓之先生の「犯罪王ポポネポ」です^^

世の中にはとてつもない犯罪王がいて、この世界には犯罪王ポポネポがいる。
獄中生まれの獄中育ち。
最初に手を染めた犯罪が脱獄だというから空前絶後。
そのポポネポの計略に巻き込まれて、ごくごく平凡な少年マルキは犯罪王ポポネポとして投獄されてしまう。

しかし獄中でもマルキはポポネポとして周囲からは尊敬、畏敬の念で迎えられる。
とはいえ表向きはそのような雰囲気でも、中にはポポネポに恨みをもつものや、ポポネポを狙って名を上げようというものもいる。
そんな思惑の交錯する獄中で、追い詰められたマルキはついに人を殺してしまう。

ストーリーをこんな風に紹介していると、本当に重そうなお話ですよね。。。(^^;
絵柄とちょっと感情移入をさせない作者さんの一歩引いた視線が独特な印象を与えます。
そういった意味ではかなり読み手を選ぶ作品なのかも知れません。

私もちょっとのめり込めてはいないのが正直なところなのですが、でも1巻がいいところで終わっているんだよな~(^^;
続きが気になるので、結局2巻が出たら買ってしまいそうな気がしています^^