一人の少年が生まれ育った青森を背中に上京する。
彼の手には一棹の津軽三味線が。。。
津軽三味線の師匠である祖父の死を期に、自分の音を探すという建前の元澤村雪は上京する。
何のあてもない、思いつきである。
そんな彼がいろいろな人と関わり、ライバルと出会い、その津軽三味線の腕を上達させていくストーリーです。
どちらかといえば人付き合いの悪い彼が、それでも仲間が集い、その中に溶け込んでいく彼の人間としての成長物語です。
作者が少女マンガ家だったので、基本的に絵柄は少年マンガっぽくありませんが、小回り、展開などはなかなかいい感じで出来上がっていると思います。
雪がこの先どのように成長していくのかが楽しみであり、心配であり。。。
恋の展開もありそうで、いろんな意味で楽しめそうです。
基本的にストイックな雪が、どういう表情を覚えていくかが楽しみです!