2021919

その日は朝から札幌の叔母から

おじいちゃんのお墓参りに行ってきたよーと

連絡あり、

貰った写真を姉に転送したー


後で、お母さんにも連絡しなくちゃと

思っていた


19時すぎ、姉からの連絡

何度かお母さんに連絡してるけど

繋がらない、折り返しもこないと


普段から、必ず出れなくても

折り返しをくれる母

何度鳴らしてもでない


携帯の故障??

でかけてるの??

色々考えたけど、このモヤモヤでは

寝る事できないなぁーと思い


母の家にむかいました。

車で40分ほど、、

確か到着したのは22時ころ


外から部屋を見ると電気はついていない

もう、寝たのかな??


1階のポストを覗くと新聞が、、

毎日キチンと新聞を取りに行く母!

一気に不安と焦りが、、

階段を駆け上がり、カギを開けると


暗闇でTVがついていた、

ふと、下を見ると、キッチンに

倒れている母を見つけた




急いで駆け寄ると、

身体は冷え切っていて、硬直している

信じられない!!

手が震えて、救急車を呼べない

旦那に救急車呼んでーと叫ぶ

住所を伝えなくてはいけないけど

声が震えて伝わらない


母を触ったとき、触ったことのない

感覚、、、



すぐに、救急隊がきて、

心臓マッサージをします。と

うつぶせだった母を仰向けにした時

硬直してる母の姿が見えた


処置してる間は隣の部屋で待機

その後呼ばれ、心電図で心臓が動いていない事を

確認した。波形は何もなく、真っ直ぐ


しばらくすると警察がきて、

事件性がないか調べると

心臓か脳の可能性が高い、事件性はなし

と言われた。


あたしは納得できず

解剖を頼んだ!どーしても納得できないし

理由を知りたかった。

警察から、事件性のない解剖はお金も高いと

それでもとお願いした。


色んな警察の人がきて、

お母さんの病歴、お金、保険、生活状況など

何度も何度も聞かれた


隣の部屋から、写真で記録を取る音が聞こえた



玄関にお母さんのお友達が2人きた

救急車や警察がたくさんきている事に

気づき、心配してきてくれた。


その方の話によると、18日の午前11時頃

携帯で話したと、その時の電話を切る際の

喋り方がロレツが回っていないように感じ

心配して1130頃電話をしたが出ないと

その後も何度も心配して連絡したり、

家の前まで見にきてくれたが

母は反応がなかったと、、、ずっと

心配してくれていた



お兄ちゃんとお姉ちゃんがこちらに向かっている

でも、パニック障害のある

お姉ちゃんにこのお母さんを見せてはいけないと

思い。警察の方にお願いして

警察署で顔を見せてほしいとお願いした。


そこからは、その場で葬儀社を決めなくてはいけないと、

全くわからない、、


警察から候補で見せて貰った中で

よくわからず決めた



葬儀社の人がすぐにきて、

母を連れていった。



何が起きたのか、これは真実なのか

よく分からなかった



警察署について、対面、泣きじゃくる姉

目頭を押さえる兄

お母さん、と声を、かける兄嫁


対面はほんの数分

母は白のワンボックスに乗って警察から

出て行った



その日は姉を連れて自宅に戻った

朝方、、どーやって帰宅したのか

覚えていない


20日朝830

警察から解剖結果の連絡がきた

『脳出血』内包にかなりの量の出血が確認された。ジワジワと出血したとの事。

死亡時刻は2021919日午前6時推定



18日のお昼に倒れていたとしたら、

18時間近く生きていた?

意識はあったのかな?

助けてと願いながら亡くなったのかな


18日に発見出来てたら、生きていた?



たくさんの苦労をして、真面目に

生きてきたお母さん、

意識は無かったと信じたい



自宅に戻ってからは、たくさんの

ごめんなさいが溢れて、

なんで、こんな別れなのか、

お母さんの居ない世の中なんて

生きていけるの?

ずっと居るのが当たり前だったから

いない?えっ?居ない??

あれは、嘘なんじゃないかと、、、