あなたの琴線に触れたい.com -2ページ目

あなたの琴線に触れたい.com

人生に問いが無くなると死ぬと割と真剣に思っています。
では問いとはなんでしょう。一緒に考えてみませんか。

『生存っ戦略ぅううううう』

こんばんは、catです。ブログも三稿目になりました。
私は結構忘れっぽいし、いいかげんなので、普段ふと考えた事、自戒などを何かの形で残しておけたら良いなと思っていたし、書いてみてくださいよというキッカケも頂いたのでブログを始めたのですが、いわゆるコミュ障というやつなのでツイッターでも現実でもあまりお知り合いがいないので、どれくらいの方々が読んでくださってるか把握できませんし、はっきいって『オナニー』感覚です。
電子媒体で世界に『オナニー』を垂れ流している訳でいささか恥ずかしい気もしますが、「よくよく考えれば普段ツイッターでやってんじゃん。」と思ったらどうでも良くなりました。
お知り合いが少ないながらも、不意に「ブログ良かったです」。とお世辞でしょうが、言ってくださる方も居てくださって、気恥ずかしいですが大変嬉しく思っています。
『エッチ』が終わった後に「良かった」と言われる感覚ですかね。
高校からの友人も読んでくれたみたいですが彼からは「なげぇし脈絡ねぇ
簡潔にいくなら、答え→それに至った経緯→落ち。長文なら起承転結。結の前に波作れ。読み手がたるい。」と、こういった指摘を受けました。「一人よがりのセックスしてんじゃねぇよボケが。」という事でしょう。付き合いが10年近くになるとオブラートに言葉を包まなくて良いし、遠慮もしなくて言いたい事も好き勝手言えるので、そういったのが苦手な私はとても有難いです。

前置きがまた長くなってしまいました。「前戯長いわボケが。」ってそろそろ怒られそうなので、
答え→そこに至った経緯→落ち。』という刑事コロンボ古畑任三郎スタイルでやっていきたいと思います。初志貫徹で今後もいけたら良いな。
今回は『○○系男子○○系女子、カテゴライズされる事から自身と向き合ってみる。』というテーマです。皆さんも一緒に『自分の答え』を考えていって下さい。お付き合いよろしくお願いいたします。

『きっと何者にもなれない』
これが私の結論です。

初っ端から、こんな事言っちゃうと「おいおい。夢も希望も魔法も奇跡もねぇじゃねえか…。」って思う方もいるかもしれません。
まぁまぁ経緯を追って説明していくのでとりあえず落ち着いて聞いてください。
きっかけは少し前から『○○系男子○○系女子』といって男女の特徴をわかりやすくカテゴライズするような風潮を良く見聞きします。

『カテゴライズされる事による安心感と埋没する個性』
最初に頭に浮かんだのは『眼鏡男子』『森ガール』でしょうか。これを聞いたのはいつだったか、確か高校1・2年の時だったかと思います。
眼系男子』は『眼鏡をかけてる男子ってなんか良いよね』というコンセプトで出された「メガネ男子」という書籍がきっかけで、必然的に『眼鏡男子』という風にカテゴライズされるようになっていった記憶があります。
しかし近年の『○○系男子○○系女子』というのは『眼鏡をかけてる男子ってなんか良いよね』『森にいそうな女の子』のようなコンセプトではなく『より明確なパーソナリティを判断する言語』のようになったように見受けられます。
名前のついていなかったもの(言語化しにくい個性)』をカテゴライズする事により『固有名詞化』されたという安心感からか、『○○系』とジャンルが新しく開拓され『○○系男子・女子』という言語が出てくるたび個性を消し明確により細分化された没個性になり『固有名詞』で呼ばれる事をステイタスと感じて居る人々が増えている気がします。

『最初から何者かである事を自分で決める必要などない』
そもそも『何者かであること』である事は必要なのか。『面倒見の良い上司・先輩』『良きパートナー』『センスの良いデザイナー』『売れっ子小説家』『人気アーティスト』これらは全て結果論であって最初から『そうなりたい』と思ってなれた人達なんてひと握りのものだろう。
ものごとはすべてが偶然の積み重ねで出来ている。
しかし『何者かである人』というのは「この世に偶然なんてものはない。あるのは必然だけ。」の言葉と共にに本人の努力ないし意識改革、行動で自分のより良いと思う人生を選択して歩んでいった必然だと思います。
例えば『小学生の時から好きだった人と結婚した』『コンテストに出した作品を敬愛するアーティストに気に入られコラボしないかと声をかけられた』『オーディションを受けた作品で主役になった』など色々あると思います。
好きだった人と結婚した人は、告白する。という選択肢を自分で選び、主役に選ばれた人はオーディションを受けるという選択肢を選んだからこそ主役に抜擢されたのです。
偶然と必然が離れ難く共存するのがこの世界では、外から眺めているだけでは偶然の積み重ねることすら出来ない。とりあえず飛び込んでみなければ何も変わらない。『何者かでありたい』と現状を憂うだけで何もしない人より『自分以外の何者でもなかろうと』死に物狂いで自分の意思を示し続ける人こそ必然的に自分以外の人から『まがい物ではない固有名詞』で呼ばれるようになるのではないでしょうか。

「それぞれの生きる道は天によって完璧に決められていてそれでいて自由だ。」
バガボンド(原作 吉川英治「宮本武蔵」)29巻

『今』をどう生きるか考えるより『どうやって死にたい』かって考えるとなんとなくやらなきゃいけない事って分かってくるね。

今回はこの辺にてオ・ルヴォワール(またね)
こんにちは、catです。
皆さん街に出かけたり、学校に行ったりすると必ず一人や二人見かけるであろう『チェックシャツ』。
理系の学部や大学、秋葉原や中野など、いわゆる『オタク』と言われる人々が多く見受けられる場所ではもっと数多く目にする機会があるでしょう。
そもそもこの『オタク』という意味が私はずいぶんねじ曲がってしまって使われているような気がしてなりません。
オタク』というものは私の主観では『何某かの分野に熱中・没頭している人物』を指しているのではないかと主観的ですがそのようにふと考えることがあります。美容やファッション、音楽に詳しい人物、映画にやたら詳しい人物、漫画や小説など書籍類に対してこの人物はこの人物の影響を受けてるんだよと教えてくれる人なども私の目から見ると立派な『○○オタク』です。そのような人物はたとえ性格がいけ好かなかろうが生理的にぶん殴りたくなるような容姿でも自分の知らない知識について持っている事は素直に素晴らしいとも思いますし、称賛を惜しまないつもりです、むしろ誇っても良い事だと思います。
オタク』は基本ネガティブな意味に捉えれれがちですが『何かの分野に特化している』と言う意味合いで考えれば『一つの物事に昼夜問わず食べることや寝る間も惜しんで没頭、陶酔出来る』と言うことはある種の才能だと思っています。もちろん自己管理は大事ですし、身体は人間の資本です。身体を壊しては元も子もありませんが、俗に言う『天才』と言われる人々にもこの事柄はしばしば見受けられるのでもっとポジティブに捉えても良いのではないでしょうか。
ですがやはり、『オタク』と言うワードは萌えや秋葉系といったキーワードと強く結び付けられていることそのように総称される人の多くは社会で必要とされるコミュニケーション能力や時代への適応能力の欠如、評価者(周囲の人々)が個人的に許容しにくい趣味、外見的な容貌や行動様式の場合、偏見をこめ否定的な意味を込められて『オタク』とネガティブな意味合いで呼ばれているのが現状です。

随分と前置きが長くなってしまいましたが今回はこの『オタク』なる呼ばれ方をする人々の多くが身につけている『チェックシャツ』この外見的な容貌が、主に『ダサい』と言われる要因について
チェックシャツがダサいと思われる由縁』なるテーマで
皆さんのお時間をちょっと頂き、私の独断と偏見を交えながら考えていきたいと思います。
お付き合い宜しくお願いいたします。

サイジングがおかしい
チェックシャツ』を着ている人の多くはアウターの代わりに羽織っているか、爽やかボーイの代名詞であろう『白シャツ*1』の代わりに『チェックシャツ』を着ている方々が多い様に見受けられます。そしてその大半が『上半身のサイズ(ウエストより上の部分)よりも若干丈が長い』というのが特徴的です。
人間の目というのは非常に良く出来ているらしく五感の内でも視覚が80%以上もの外的情報を脳に送り,記憶していると言われているそうです。
経験があると思いますが部屋に貼ってあるポスターが斜めになっていたり自分で切った髪の毛のアンバランスさがわかったりするのもこの視覚から得た情報が『エラー(この場合不具合というより、不自然さ、違和感)』を起こしているのに脳が敏感に反応しているからなのでしょう。私は人体の事に関しては専門ではないですし、ましては医者でもないのでこの辺は割愛させてください。勉強しておきます。(笑)
話を戻しましょう。『サイジング』とはファッション雑誌などでよく使われるところからファッション用語です。実際の意味とは全く異なっており、今回の場合『サイズの合わせ方』『サイズの着こなし』『サイズのバランス』という言葉を当てはめて下さい。
もっと詳しく言えば『バランスの良く見える、自分に適したサイズでの着こなし』『かっこよくおしゃれに見えるサイズを選択した着こなし』といったところでしょうか。うーむ。しっくりこない気もします。言葉って難しい。
この『バランス』という部分に注目して下さい。少し昔の話をしますと私が中高生の時にはいわゆる『B-BOY*2系』というファッションが流行りました。そう『東京生まれHIP-HOP育ち!悪い奴は大体友達!』みたいなアレです。
これは私の主観なので実際どうなのかはデザイナーさんにでも聞かないとわかりませんが『B-BOY系』のファッションというのは大きめに出来ている服をルーズに着るという事で『バランス』が成り立っているファッションで、デザインもそのように意図されて作られているとここでは仮定しましょう。
しかし『チェックシャツ』はそういう意図で作られている服ではないように感じられるのでこの構図は成り立ちません。
どちらかと言えばタイトめに着られることを意図されて作られている服なようなので『アンバランスさ(エラー)』を引き起こしてしまい『ダサい』という認識になってしまう原因ではないでしょうか。
それと同時に『チェックシャツ』を着ている人々の大半はズボン(パンツ)のサイズはジャストサイズもしくは少し緩めの物を着用しているのでよりこの『アンバランスさ』がより際立ってしまいます。
その他の要因に成長期が終わっても大人が大きめの洋服を私たちに与えて着せてきた為、それに慣れてしまっているというのもあると思います。きちんとした自分にあった『サイジング』の服さえ着れば少なくともお洒落ではないが『ダサい』と言われるような事は少なくなると感じます。
サイジング』は試着をしてどのぐらいの丈が自分にとっての適性のものなのか把握していけば割とすんなり身につくものです。私も人と話すのが得意ではないので最初は店員さんに話しかけるのが恥ずかしかった記憶がありますが、あちらも商売なので快く了承して試着させてくれます。それでも恥ずかしいなと思われる方は友人と一緒に行くなどして話かけ易い状況を作ってトライしてみると良いと思います。

低明度で高彩度な配色
先程はサイズ感、主に寸法の関係についてお話しました。
では次は『』の話に移っていきます。『』も視覚の情報の中で重要な部分を占めており、心象に大きな影響を与えます。
男性、女性関わらず、相手の情報が極端に少ない状況において相手が有する『』で判断する場合が多くあると思います。
例えばですが、髪の色が『金髪』と『黒髪』の場合どちらが誠実そうという印象を受けるでしょう。答えはもちろん後者の『黒髪』で言うまでも無いですね。
このように『』というのは外見的特徴においてかなりウェイトを占めています。
』についてお話していく上で美術、デザイン分野で使われる『マンセル表色系*3』というものについて頭に置いておいて下さい。
この『マンセル表色系』なるものは『』を『色相 (Hue)』『明度 (Value)』『彩度 (Chroma)』と色の三属性に分類している表色系の一つです。

色相 (Hue)』とは赤、黄、緑、青、紫といった色の様相の相違です。特定の波長が際立っていることによる変化であり、際立った波長の範囲によって、定性的に記述できるものです。ただし、常に同じ波長が同じ色に見える訳ではなく、この総体を順序立てて円環にして並べたものを色相環 (hue circle) と言います。
明度 (Value)』とは、明度は色の明るさを意味し、無彩色の中で最も明るい白を明度の10とし最も暗い黒を明度0とし、その中間の明るさ、いわゆる灰色に1 - 9の数字を割り当てますが、現実の色票(色見本)などでは不可能なので、白は9.5、黒は1の値を用いる。色を持たないものを無彩色といい、無彩色に対して、色味を持つものは有彩色と言います。
最後に『彩度 (Chroma)』は彩度は色の鮮やかさを意味し、色のない無彩を0として色の鮮やかさの度合いにより数字を大きくなっていきます。ただし彩度は上記の色相と明度によって最大値が異なり、また10でもありません。最も大きい5Rでは14、低い5BGでは10となっています。

わかりやすい図が↓ですね。
マンセル色立体
マンセル色立体
図を見てわかるように『明度 (Value)』において黒(0)に近いものすなわち低明度なものほど暗い印象で『彩度 (Chroma)』において外側に近づくほど色の鮮やかさがはっきりしてきます。
つまり『低明度で高彩度な配色』のものは重い印象を与えます。
オタク』の人々が着ている『チェックシャツ』の多くはこの重い印象を与える『低明度で高彩度な配色』なので陰気で暗い印象を周囲に与えてしまいます。これを高明度(白(10)に近い)なもの、無彩色に近い色に変えるだけでずいぶん印象は変わってくるのではないでしょうか。

チェックのパターンが色々
チェックと言っても色々種類があります。ここではどんなチェックがあるのか画像を交えつつ実際に知っていきましょう。

タータン・チェック』スコットランドのハイランド地方で発達した特徴のある格子柄。元はスコットランドの民族衣装に使われていました。
タータン・チェック
ブロック・チェック』碁盤の目のような格子柄のこと。
白とある一定の色を交互に配置しているのが特徴。チェッカーボード、市松文様と呼ばれます。
ブロック・チェック
トーンオントーン・チェック』色調の重ねあわせを意味する「トーンオントーン」の意味の通り色相の同系で、異なる色調のある縦横を配置する格子です。
トーンオントーン・チェック
ドックトゥース・チェック』別名「ハウンズ・トゥース」、日本では「千鳥格子」として親しまれています。
千鳥格子
グレン・チェック』スコットランドのアーカートという地の谷間(グレン)で織られたところからついた名称で千鳥格子がモチーフになっており、大小組み合わせて味わい深い柄行を出している。おもにウール生地で使われることが多く、男女のスーツ地に多く使われています。
グレン・チェック
ギンガム・チェック』格子柄のなかでももっともシンプルな柄行で、白と何らかの色の2色を組み合わせた格子柄。
ギンガム
ガングラブ・チェック』地色に二色使いの二重弁慶格子のこと。イギリスの狩猟同好会(ガンクラブ)の会員の制服地に用いられたことに由来。単にクラブチェックとも呼ばれます。Harris Tweedなんかでもよく目にします。
ガンクラブ・チェック
バーバリー・チェック』ハイブランド「バーバリー」のコートの裏地に使われたことから、名前が「バーバリー・チェック」もはや同ブランドの象徴ですね。
バーバリー
このようにチェックは様々な種類があって、一概に『ダサい』とは言い切れません。
探せばまだまだ素敵なものも出てきます。靴下に良く使われている『アーガイル柄』と言うのもじつはチェック柄だと言う事をブログを書きながら知りました。実にビックリです。(笑)

最後はチェック柄の紹介みたいになってしまいましたがいろいろ考察していった所『ダサい』と言われる要因は『サイジング』『配色』『チェック柄のパターン』の条件がうまく噛み合っていない事による視覚的な『エラー』ではないかという気がしました。


チェックシャツがダサいと思われる由縁』というテーマは『あなたの琴線に触れられたでしょうか
それでは色々な事を各々で考えながらよい『チェックシャツライフ』をお過ごし下さい。私は着こなすのが本当に難しいので今後も極力手を出さないと思います。(笑)
今回はこの辺にてオ・ルヴォワール(またね)

白シャツ*1 ブロードシャツ、オックスフォードシャツ、タンガリーシャツなど色々ありますがこれはそれぞれシャツの生地の名称だったりします。
B-BOY*2「black」や「bad」などの略ではなく本来ブレイクダンスを踊る男性のことなのだが日本ではヒップホップ系ファッションをしている人やそのような服装の人を指すようになっている
マンセル表色系*3 アメリカの画家、美術教育者であるアルバート・マンセル (1858-1918) によって作り出された。色の名前の付け方が曖昧で誤解を招きやすいことから、合理的に表現したいと考えたマンセルは、1898年に研究を始め、1905年にその成果として『A Color Notation』(色彩の表記)という本を著した。これを1943年にアメリカ光学会 (OSA) が視感評価実験によって修正したものが、現在のマンセル表色系の基礎となっている。そのため、修正マンセル表色系という場合もある。マンセルの新しい版の書籍である「Munsell Book of Colors」は現在でも使われている。
こんばんわ、catと申します。
めがねねこと名乗る事もございます。
これは本名からの一部抜粋、また外見的特徴から起因するHNです。
めがねをかけているので『めがね』。名前の一部を抜粋して『ねこ』。
ねこ』=『cat』となる訳です。
わかりやすい渾名をつけてくれた同級生(女子)に感謝せねばなりません。南無南無。

さて、自己紹介はこの辺にしておいて、
今回のブログのテーマは『牛丼とその魅力』について、
私の独断と偏見で自論をぶちかましつつ各店舗の味についても紹介いきたい所存です。
お付き合いよろしくお願いいたします。
私は『牛丼』と言うものをこよなく愛しております。
どれぐらい愛しておりますかというと可愛い女の子、例えば『本田翼』さんだとか『宮崎あおい』さんだとかぐらい愛しております。
私がこの事を女性に申しますと、え?『牛丼』?それって安くない?私の事そんなに安く見てたのショック!と申される方が多々いらっしゃる事は私十二分に理解しております。
私が女の子だとして牛丼屋さんにデートで連れて行かれたらそれはもうビンタの一発でもかましてプリプリ怒って帰ってしまいます。デートくらいハイソなお店か小洒落た小料理店に連れて行って頂きたいものです。それはわかります。
しかしながら、自分が好きなものとそうした付加価値込みの料理とで比べて安い女と見ているんだなと決められるのは私はいささか不愉快です。好きなものはどんなに安かろうが低俗であろうが人にどうこう言われるのはおかしいと常々思っております。
確かに『牛丼』には『付加価値』とされるものがおよそありません。
俗に言う『付加価値』とは飲食店において言うと例えば、『センスのよい盛り付け』『一流のシェフが調理した』『店内の小洒落たBGM』『デザイナーがデザインしたテーブル、椅子』などなど上げれば切りがありません。
牛丼屋さんと言えば皆さん想像がつく通り、忙しそうなサラリーマン、お金のない学生、飲み会帰りのバンドマン、パチンコの休憩で出たきたおっさんなどが浮かびセンスの欠片もない長いカウンターのテーブル。丸いハイチェア。お持ち帰りコーナに、薄い紙でできたメニュー表。
およそ『ハイソ(上流階級)』だとか『お洒落』とは無縁の場所ですが、
ラーメンやイタリアン、フレンチなどと違い『誰が作っても場所がどこであろうとも材料と出汁さえそろっていれば同じ味が再現できる』のです。
店舗とシステム、マンパワーさえ揃っていれば良いというのはファストフード店が右を向いても左を向いても溢れている理由でしょう。
そして『早い』『安い』『旨い』を体現している場所の一つだと私は思います。マックではこうはいきません。滅茶苦茶に早いですが。
頼めば2~5分の間に出てきます。どんなに店が混んでいても遅くて10分前後には出てくるでしょう。
漫画作品「キン肉マン」においては当時使われていたであろうTVCMが漫画に置いて登場し、テレビアニメが放映されていた時も堂々と歌われておりこの通り社会でも認知されています。多分聞き覚えのある方もいらっしゃるでしょう。これは凄いことです。

多分皆さんそろそろ『あんたが牛丼好きなのはわかったから早く店舗の違いって奴を教えろや、ボケ、コラ、カス。』と思っていらっしゃるでしょうから歴史とかどうとか言うのはこの際割愛します。興味もないでしょうし。

では、違いのわかる男()catによる牛丼評イってみましょう。
ダバダ~ダバダバダバダーダバダーバ♪

じゃあまずは
吉野家』さんから行きましょう。
牛丼を語るにおいて『吉野家』さんは外せないでしょう。全ての牛丼屋さんルーツと言っても過言ではないです。
皆さんは何故『牛丼』が玉ねぎと牛肉しか入っていないのかと疑問に思った事はないですか。それは他の牛丼屋さんが『吉野家』さんの真似をしているからなんです。他の具材を使っている牛丼屋さんもあったかもしれませんが牛丼を全国に広めた『吉野家』さんが広めたのでこれが現在のスタンダートになった訳なのです。
肝心のお味の方ですが僕の感覚としては『一番バランスの良い牛丼』と言うのが率直な意見です。牛肉と玉ねぎのバランスが良いこと、お米が美味しいこと、出汁が甘めです。食べ方としてはそのまま食べても良いのですが『汁だく(汁多め)』『汁だくだく(汁大量)』がおすすめです。汁がお米に染みてより一層おいしく感じると思います。
難点としてはやはり昔からのファンが多く男性客が多いので店内に女性が入りにくいこと、食券制ではないので店員さんが忙しそうだと中々注文を取りに来てくれない事、カウンターの席しかないこと、他の店舗に比べて牛丼の種類が少ないこと。最後の二つは個人的には気になりませんが気にする方もいらっしゃるでしょう。

次に『すき家』さんです。
率直に言いまして僕個人としてはあまり好きではありません。
牛丼屋には珍しくカウンター席の他にテーブル席もあります。ファミリー層や女性客なども多く、牛丼の種類もとても豊富です。チーズ牛丼からキムチ牛丼などトリッキーなメニューが目を引きます。
ただ味の方があまり好みではないというか『独特の肉の味』がするというのが個人の感想です。皆さんがどういう風に解釈するのかはわかりませんが、『ほんのり生姜っぽい肉の味がする』気がします。生姜をかけている訳でもなんでもないのにです。何故なのか。
良い点としては先に言いました通りファミリー層や女性客でも気軽に入りやすいこと。
色物牛丼が多いのでちょっ変わった牛丼が食べたいなと言う方には良いかもしれません。
ただワンオペなど様々な黒い噂も耳に挟むのでバイトなどをするのは止したほうが良いかも。

お次は『松屋』さん。
牛丼屋さんなのにカレーがうまいとはこれ如何に。ってくらいカレーが旨いと評判です。
カレーは嫌いなので私はあまり食べませんが店舗数が多いのでよくお世話になる気がします。
牛丼』と言わず『牛めし』と言うのも特徴的です。他店舗との差別化を図っているのでしょう。
牛丼のほうは『肉多め、玉ねぎ少なめ』という感じです。お肉と出汁自体は美味しいのですが『お米がパサついてる』ように感じます。実にもったいない。『汁だく(汁多め)』にするとパサつき感が気にならないので試してみてください。
店舗の印象は、食券制なのでコミュ障でも気軽に注文できる。意外と牛丼以外の商品も充実している。カレーが旨い(どんだけ推すんじゃ)などです。
あと、とんかつをメインに営業している松屋フーズ系列の松乃家さんという店舗もあるのですが
低価格でなかなか美味しいです。ご賞味あれ。

最後は『なか卯』さん
店舗数が紹介した三店舗の中で一番少なく見かける事もあまりないので、僕は一番行く頻度が少ないです。
親子丼が美味しいです。(牛丼の紹介しろや。)
食券制でセットにすると小うどんか唐揚げが選べます。唐揚げ美味しいです。(じゃけ牛丼の紹介せぇや。)
肝心の牛丼についてですが『行ったのがずいぶん昔なので覚えてない…。
ごめんなさい!!!!!orz
覚えてもいないことでdisったり持ち上げたりするのは私の理念に反するので勘弁していただきたい所存です。申し訳ない!!!
ただ『また来てみよう』と思ったので不味かったという記憶はないです。
気になったら確かめて逆に教えて頂けると幸いです。

とりあえず、このような感じで各店舗の雰囲気をまとめてみました。
需要があるかどうかはわかりませんが、これを見て『腹減ったな、牛丼食いてぇ』となれば
ブログのタイトルにある『あなたの琴線に触れたい』にある通り触れられたと思うので、私の目的は達成です。

また何か問いが見つかればちょくちょく更新していきたいと思います。

それでは皆さん、オ・ルヴォワール(またね)

ps.マンキンが大好きです。