今年は「パラサイト」「ジョーカー」など良作ぞろいのアカデミー賞でしたね。「1917 命をかけ

た伝令」は長編ワンカット映画として注目されました。作品賞はとれなかったのですが、撮影

賞など三部門受賞しました。僕はつい最近映画館で観ましたが、コロナと夜一番遅い時間た

いでしたので、貸し切りで見れました。コロナ警戒される方が多いので、ゆっくり見るにはちょう

どいいかもしれません。

 

タイトルにあるように鑑賞前に知っておくと理解が深まる時ことについて説明していきます。

 

1.あらすじ

1917年第一次世界大戦真っ只中、西部戦線で戦うイギリス軍とドイツ軍。イギリス軍兵士ト

ムとスコフィールドは長官から前線にいる仲間たちに出撃中止する伝令を届けろというミッショ

ンを下されます。もし次の日の早朝までに届けられないと1600人がドイツ軍の罠にはまって

大量殺戮されてしまう重要な伝令を授かった二人は戦場を突っ走る・・・  

そんなところでしょうか。

 

2.この話は実話?、フィクションなのか?

「史実寄りのフィクション」というところが正解な気がします。今作監督のサム・メンデスの祖父

 が西部戦線で「伝令兵」という戦場で情報を伝える役職であったことからインスピレーション

を受けたそうです。

 

3.作品すべてがワンカットで撮影されているわけではない?

映画って、いろんな角度から撮ったりするときにカットに分けて撮影するのが普通ですよ

ね。でもこの映画はずぅーーっと主演ふたりを追ったカメラワークになっているので、一見、何

の違和感もなく一発撮りのように見えるかもしれませんが、ちゃんとカットに分かれています。

僕も鑑賞後に気づいた箇所は3つほどありましたが、それ以外は全然わからなかったです。ど

このシーンがカットで分かれているのか探しながら見るという楽しみ方もありですね。

 

4.第一次世界大戦中の兵器の発達

劇中にも、戦車飛行機がでてきます。これらは第一次世界大戦で初めて使われた兵器とし

て知られています。ちなみに当初の飛行機は偵察や軽爆撃の兵器として使用され、次第に空

中戦も行われるようになりました。

 

5.一本の映画としても楽しめる。

戦争映画ではあるのですが、そこまでグロテスクな描写は少なく、ストーリが簡単なうえ、割と

序盤にびっくりな展開があります。(ネタバレになるのであまり言えませんが、)ずっーーーーと

戦場を歩くシーンが続くので、何が起こるかわからない一定の緊張感は常にあります。そうい

う意味ではかなりアトラクション性の強い映画でした。なので鑑賞後のいつものうわぁああ戦

争って何だったんだろう、というよりも、面白かったの余韻のほうが強かったですね

さすがにカップルで行くような映画ではないと思いますが、「プライベートライアン」「They 

Shall Not Grow Old」のような戦場の過酷さやグロテスクな描写が苦手な方にも受け入れられ

やすい作品ではないのかと思います。

                         *あくまでも個人のいち意見なのでご了承ください。

 

いかがでしたでしょうか、ここまでサクッと紹介してきましたが、少しでもこの映画を楽しめてい

ただける情報でになれば幸いでございます。またこの記事を見て、みたいと思った方がいたら

めちゃんこうれしいです。 

初投稿なので、いまいちどんな感じで仕上げればいいのかわからなかったですがこんなとこ

ろで締めたいと思います。

もしよければペタしてくださいね。

え、ペタってなに?      ペタしてね