とうとう来た当日。

8時20分移動、とのことで、朝一番の手術だそう。

良かったニコニコ

8時15分くらいに病棟の看護師さんと手術室のフロアに移動。

術着だけだと、なんか不安だから、ガウンを着て行きました。

何室も手術室があり、どこも慌ただしく人が動き、音が鳴り響き、

(私も、間もなく、まな板の上の鯉…)

などと思って歩きました。

とても冷房の効いた、寒い部屋で、いくつかの同意書の確認をされ、そこで病棟の看護師さんとはお別れ。
 
そのまま私が受ける手術室に歩いて移動しました。

術着のまま、下の下着も着けたまま、横になるように言われた手術台。
何人の方がいたかわからないくらい、たくさんの人が動いていて緊張してきました。

手術台に横になったら、
冷たいことを想像していたのに、足元も、腰の辺りも、温めてくださっていて、ポカポカ…。
「寒くないですか?」と気遣っていただき、
「暖かいです」と言った記憶あり。

その後、
・胸の上部あたりに心電図のパッド
・額に脳波のパッド
・麻酔用の針
・麻酔のマスク

が私の身体に。

「深呼吸してくださいねー」

と言われ、3回くらい息をした覚えがあるのですが、次の意識があったのは、術後でした。
おそるべし、麻酔!

あんなに瞬時に意識を失うなんて、驚き!


でも、下の下着を取ることも、カテーテルも、輸血用の針も(これは後に太くて痛かった)、全て麻酔がかかったあとに、処置をしてくださったので、余計な不安感や、不快感がなく、それは本当にありがたいことだと思いました。

それには今でも感謝の思いです。

因みに下着は、ビニール袋に入って病室に戻っていました。

T字帯は、病室のベッドの机の上に置いておいたのを、看護師さんが持って行ってくれたようです。

それも、意識させないのは、ありがたかったです。
正直、広げて見る気にもなれなかったものでした。
(これを使うんだ…)とちょっと落ち込みましたから。

というわけで、私は夢の中へ。
先生たちは手術に…。

「開腹手術になりませんように」
「麻酔から覚めますように」

照れ