1982年──
担任のU本先生からゲットしたマッサージビンタによって、私の欲望は更に掻き立てられ、もっと強い衝撃を求めるようになっていた。
確かにサンドイッチビンタは心地よかった。だが──
刺激が足りないのだ。
(ちなみにあのマッサージビンタ以降、U本先生からビンタを貰えることはなかった)
小学生二年になった頃、更なる強いビンタを求めて試行錯誤を繰り返していた。
そんなある日、全体朝礼が始まる前に友達とはしゃいでいた私に、思いもよらぬ出来事が起きた。
アニメの話が盛り上がり、夢中で友達と話をしていた最中、後ろから肩をポンっとたたかれた。
そして振り向いた瞬間、バチン! という破裂音と共に左頬全体が痺れた。
「朝礼始まってるでしょ!」
目の前には厳しい生徒指導の女教師、K先生が仁王立ちしていた。
え? この痛みはK先生のビンタ?
予期せぬラッキービンタに、胸が高鳴った。
朝礼中、左頬に残る痛みを噛み締めながら、人生初の全力ビンタに歓喜した。
続く
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