先日旧友と久々の再会をしました。
ウチのちかくでラップに包まれた小さな物体とマイナスドライバー持って歩いてたので声をかけてみたら、巣から落ちた瀕死のツバメの雛を色々調べて保護してあげてたんだけど、死んじゃったのでお墓作ってあげようとしていたところでした。
hiphop系の兄ちゃんがマイナスドライバー片手にウロウロしてる姿…どう見ても不審者ですf^_^;)
木の下が良いだろうという事で、結局ウチの近くの公園に埋葬してあげました。「(助けてやれなくて)ゴメンね」と手を合わせている姿を見て、昔からその優しさは変わっていない事に妙に嬉しくなりました。
その後、近況報告、最近のhiphopに関する活動、初めて間もないビジネス等について色々語りました。
彼の様なアンダーグラウンド(よくわかってないけどf^_^;))な世界で生きてる友達が地元には多くて、やっぱりどの業界でもハングリー精神を持って挑んでいる人が成功するんだろうなぁと思いました。戦後のバリバリの左翼教育を受けて平和すぎる位平和な日本で育った僕等世代の多くは、もしかしたらハングリー精神がどこか欠如しているのかもしれないとも思いました。
そんな中でハングリーな人達が集まってくるhiphop業界に教えられる所は多いのかもしれません。
そしてもう1人、中学時代の友人と何年ぶりかに会いました。当時は勉強なんてロクにしないで一緒にアホやってた友達です。
彼は変わった経歴の持ち主で、
高校中退→再入学→卒業→何年か浪人→歯学部→在学中に再受験し医学部
と、遠回りに見える様な人生を歩んできた人物です。
嫌と言うほど勉強してきてこれからも勉強漬けの生活を選んだ彼に、勉強方法について色々とアドバイスをもらいました。効率的な勉強方法について、モチベーションが下がった時の対処法等。
そして彼が最後に一言
「まぁ1つだけ確かな事は、やらなきゃ受からないよ」
当たり前のことかもしれませんが、今の僕には強烈でした。。。身内全員が医者という中で高校中退、何年も浪人という僕にはわからないような挫折を味わった彼の口から出るこの当たり前の一言はとても重みがありました。
その後もう1人合流して、また同じ様に近況報告。
彼は当時勉強には全く興味は無く、多分下っ端ヤクザになるんだろうなぁと思っていた友達です。
その彼が2年前から国立の医学部目指して勉強をしていた事を知らされて、内心冗談だろ?って思っていたのですが、どうやら本気らしく、3人で多分出会って今までで初めての勉強トーク。
勉強を始めたのは彼等の方が先輩だし、目指す所は違えどタメになる事を沢山聞けて、最近時間も思うようにいかず下がりっぱなしだった僕のモチベーションは、介入直後のクロス円相場の様に上がりました。
そして僕の職場からほど近い所に「レンタル自習室」なるものがある事を知り、今度早速見学に行こうと思っています!次の休みは…さ、頑張ろ。。。
旧友達に出会って思った事は、みんなそれぞれ迷いながらもやっと追い求めるものが見えつつある、きっと俺達はそんな歳頃なんだろうなという事と、やっぱり迷っても本気でそんな自分としっかり対峙した人にだけ見える何かがあるのかもしれない、という事。
やるだけやったら結果は必ず後からついて来るものなのだろう。
その「やるだけやったら」がやれる人になりたいと僕は思います。