騎士と言えば、SP回復量と移動力の低さから、木単で待ち戦法が主体のイメージがあります。
(準)木単のバリエーションも、「ユグドラシル」を召喚するか、「覚」を含めるか、程度でしょう。
その騎士を使用した攻撃型のサンプルです。
接敵は3Fですが、本格的な攻撃は4Fですので、速攻というほどではありません。
まずはサンプルから。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm35432809
サンプルでは、マスターとしてペナルゥを採用しています。
騎士なのに防御力にマイナス補正のかかるペナルゥを採用することに疑問を持たれるかも知れません。
しかしながら、防御力のマイナスは魔力と相殺されているため、魔法技の被ダメは変わりません。
一方、騎士は初期状態でZOCが2あるため、射程1の物理技を受ける機会は限定されます。
このため、それほど問題にはならないでしょう。
主たる採用理由は、VSマスターステージ3のペナルゥ(こちらは治癒師ですが)同様、
【状態異常耐性】 + 【状態耐性共有】です。
これに加えて、【クリティカル耐性】を採用しています。
これは、パーティアタックによる無駄なクリティカルの発生防止と、敵の速攻対策を兼ねています。
なお、能力の組み合わせについては、以下と互換可能です。
【かばう】 + 【引き寄せ】 + 【クリティカル耐性】 + 各種個別状態異常耐性
ただし、この組み合わせは攻撃より木単向きでしょう。
また、各種シールド技を毎Fマスターに使用するくらいの運用が必要です。
キャラで互換可能なのはイルセです。
ただし、【クリティカル耐性】はあきらめる必要があります。
他に能力キャパ20のマスターは、ファリム、ミスティがいますが、いずれも難しいでしょう。
・ファリム
移動力が低いうえ、生贄召喚に使用できるファミリアが召喚できないことから向きません。
・ミスティ
マスターの近くにクリーチャーがいる必要がある騎士と、
マスターから離れた位置にクリーチャーを召喚する偏在召喚が、そもそも噛み合いません。
基本方針は、マスターの火力に期待できない分、【状態異常耐性】 + 【状態耐性共有】 +
シールド2種、で手数(クリーチャー)を減らさないように立ち回ることを重視します。
手順は以下の通りです。
1Fは、2Fの行動を前提にした位置取りを行います。
マスターは何も考えずに前に進むだけで、シルフの召喚位置を2F開幕に突風を使用できる
位置にします。
2Fは、特に考える要素はなく、ひたすら敵に近づいて召喚するだけです。
「シルフ」の位置取りと[突風]は自マスターが敵マスターに近づくことを最優先します。
3Fは、接敵、攻撃開始となります。
「ウコバク」 + 「弥々子」 を採用していますが、「グレムリン」など、他のクリーチャーでも構いません。
4Fは、[オーラシールド] + 総攻撃を行います。
[オーラシールド]使用時は、全クリーチャーが攻撃範囲内に入るようにします。
リアクト対策については、[オートシールド]対策として範囲攻撃、または、
「雪ん子」を召喚して[氷柱連弾]という方法もあります。
5Fは攻撃するだけです。
一般的な速攻のほうが使いやすいと思いますが、状態異常重視のパーティに対しては
非常に有利になるため、選択肢としては面白いと思われます。
なお、滅多にないと思いますが、敵マスターが呪術師で、[アンチレジスト]を使用されると、
当然ながら【状態異常耐性】が削除され、【状態耐性共有】の意味がなくなります。
能力キャパ20分を無効化されるため、注意が必要です。