幻術師の技、[エクスチェンジ]を使用したパーティのサンプルです。
幻術師の技、能力は非常に個性的で、積極的に戦法に取り込むのは難しくとも、使用できるように
しておくとピンポイントで役立ったりすることもあります。
中でも、[エクスチェンジ]は戦法に組み込みやすく、なおかつ、非常に強力です。
幻術師の技、[エンプティ]と組み合わせると、かなり独創的な構成も可能となります。
更に、[エクスチェンジ]を使用せずとも、幻術を利用する構成だけでもかなり幅が広がります。
このため、幻術師パーティは、非常に多彩な構成が可能で、パーティ編成候補の広さは全職業でも
随一といって良いほどです。
今回は、幻術師パーティの中でも、その強力さが分かりやすい[エクスチェンジ]パーティを扱います。
先述のとおり、幻術師パーティは幅が広く、[エクスチェンジ]パーティだけでも相当なバリエーションが
あります。
このため、複数回に分けて扱います。
ちなみに今回は性能無視のネタ構成です。
最高効率を求めると速攻になるということもありますが、まずはわかりやすさ重視で行きます。
最初に[エクスチェンジ]についてです。
召喚キャパが同一のクリーチャーが複数待機の場合、入れ替わるクリーチャーはランダムです。
このため、特定のクリーチャーを確実に[エクスチェンジ]を使用して入れ替えるには、待機中の
同一召喚キャパのクリーチャーを1体だけにする必要があります。
特定する必要がなければこの対応は不要です。
最も利用頻度が高いと思われる利用法を簡単に言うと、以下の内容になります。
"SPを19消費し、2Fかけて「ユグドラシル」や「ミスラ」をフィールドに出す。"
※1F目、「鎌鼬」召喚。2F目、「鎌鼬」に[エクスチェンジ]。
先行の場合、初期SPは16、2F目最初にSPが4回復するため、2F目時点で使用可能なSPは20と
なります。
そしてこれは能力のSP回復1を使用しない場合です。
つまり、職業として幻術師を選択できる全てのキャラに共通した内容です。
死霊術師などのように能力キャパが必要といった制限がない点からも、パーティ編成の幅広さを
感じさせます。
次に利用頻度が高いと思われる利用法を簡単に言うと、以下の内容になります。
"SPを27消費し、4Fかけて「バハムート」や「ルシファー」をフィールドに出す。"
※1F目、「鎌鼬」召喚。2F目、「花魄」が「鎌鼬」に[怨霊憑き]。4F目、「鎌鼬」に[エクスチェンジ]。
こちらは残念ながら能力のSP回復1が必要となります。利用頻度は低いと思われますが、召喚キャパ1のクリーチャーに対しても使用できます。
ここまでで[エクスチェンジ]の利用価値は概ね見えたと思いますが
"SPを消費して召喚時間を短縮する。"
ことに他なりません。
つまり、
"召喚キャパ1で召喚時間が長く、追加でSPを消費しても召喚したいクリーチャー"
で、あれば、対象足りえます。
現実的には、「トール」パーティーで「フォルトゥナ」を使用する際くらいですが…。
[エクスチェンジ]の利用価値がはっきりしたところで、サンプルの解説です。
サンプルは以下です。
サンプルは2戦あります。
パーティ編成、敵ともに同じで、戦法を変えただけです。
当然と言えば当然なのですが、攻めていて召喚キャパ3のクリーチャーを使用していない2戦目の
ほうが楽な展開になっています。
※実際に使用する場合、召喚キャパ3クリーチャーを「バジリスク」等に差し替えるだけで十分使えます。
これは、先述の通り[エクスチェンジ]が
"SPを消費して召喚時間を短縮する。"
効果だからです。フィールドにいるクリーチャーを入れ替えているだけで、増やしているわけではないため、
召喚と異なり、フィールド上の戦力増加は緩やかになります。
と、いうわけで、1戦目はあくまでネタとしてとらえてください。
一応、召喚キャパ3クリーチャーの組み合わせは、
・「フェニックス」+「テュポーン」の飛行持ち
・「ロキ」+「トール」の単体特化
・「バハムート」+「テュポーン」の範囲特化
あたりであれば、召喚順を問わないと思われます。
ちなみに、実用性無視で頑張れば、召喚キャパ3クリーチャーを3体フィールドに出すところまでは
行ける気はします。