【レポ】2人だけの桜デートwith京介*step2 《ダーリンは芸能人forGREEイベ》 | 二次元のカレに逃避中♪

二次元のカレに逃避中♪

主に、SNSアプリの乙女ゲームについてのレポ、および携帯恋愛ゲーム《ダーリンは芸能人》(LoveDuetを除く)をベースとした妄想2次小説を書いてます。※PC推奨です
※他サイトにて夢小説展開中

今年4月に行われたイベント 【2人だけの桜デート桜】 のレポです。

書きかけの妄想小説は山ほどあるんですけど、全て途中でネタ切れを起こしてしまって。ショック!

ってことで、レポを載せるすることにします。にひひ

思いっきりネタバレありなので、ご注意ください。べーっだ!

選択肢は私が選択したものを掲載しています。
















【2人だけの桜デートwith京介 step2】


「じゃーん!」


撮影が終わったあと、私はWaveの楽屋に来ていた。

部屋に入った途端に、顔の前に翔くんからチラシを突きつけられる。


(わ、びっくりした!)


亮太

「じゃーん! って、子供じゃあるまいし」


一磨

「それより、○○ちゃん驚いてるだろ? ゴメンね、○○ちゃん」


主人公

「い、いえ。大丈夫です」


そう言いながら、チラシを受け取って見てみると、それは桜祭りについて書かれたものだった。


主人公

「あ…テレビ局近くの公園の…」


「そうそう!桜祭り自体は毎年恒例らしいんだけど、ここまで大規模にやるのは、初めてなんだってー


主人公

「へえ……イベントとか、色々やるんですね」


亮太

「猿回しとか出るんだよ?間違われないようにしないとね、翔?」


「は?どういう意味だよ!」


そう言いながら、翔くんと亮太くんはじゃれ合っている。

私は京介くんの様子が気になって、皆に分からないようにチラッと見た。

京介くんは、全く話にのってこないで、ソファに座って雑誌を見ている。


(京介くん…桜祭り、興味ないのかな…?)


一磨

「○○ちゃんは見るの初めてだと思うけど、そこの桜、満開になるとすごい見事なんだ」


一磨さんは優しく微笑んだ。


主人公

「そうなんですか?」


一磨

「うん。樹齢何百年って桜の木が並木道になっていて、一面、桜だらけなんだ」


主人公

「うわぁ! …私、桜って大好きなんです」


すると、今まで黙っていた義人くんが言った。


義人

「恋の歌を…思い出す」


「な、なんだよ、義人。急に……」


義人

「……万葉集」


「へ?」


義人

「桜を好きな人と見れたら、こんなに花を恋しいって思わない…って意味の、歌があるから」


一磨

「あぁ、有名なのがあるよな。

 あしひきの、山桜花、一目だに、君とし見てば、我れ恋ひめやも…だっけ?」

 うわぁ…一磨さんってば博識~♪


亮太

「あー、びっくりした。義人の恋バナかと思った」


義人

「……それは、ない」


亮太

「ハイハイ」


(桜を好きな人と見れたら…か。 私、京介くんと一緒に見たいな……)


「ねぇ、○○ちゃん。オレらでお花見やるから、来てよ!」


亮太

「義人の恋バナのあとで誘うなんて、反則じゃん」


義人

「だから…恋バナじゃない」


一磨

「冗談はともかく…ほんとにお花見一緒にやろう?」

 ↑え、冗談扱い?( ´艸`)


(…嬉しい! Waveとお花見できるなんて…でも、京介くんは来るのかな?)


さっきから盛り上がってる中で、京介くんが全く参加してこないのが気になった。


「おいでよ? ○○ちゃん」


主人公

「えっと…」


京介くんのほうを見るが、相変わらず雑誌に視線を落としたままだ。


(京介くん、来ないのかな…お花見は京介くんとしたいけど…どうしよう)


一磨

「俺たちとだと、賑やかすぎてうるさいかな?」


(俺たちってことは…京介くん、きっと来るよね?)


主人公

「じゃあ、行きます」


「やったー!」


亮太

「ほんと? 桜の中の○○ちゃんて、絵になりそうだよねぇ…

 って、こういうのは京介の十八番だったっけ」


一磨

「そういや、京介。ひとりで、何やってるんだよ?」


京介

「ん?」


「そうだよ、京介。○○ちゃんに失礼だろ?」

 ↑うーん、失礼にあたるのかなぁ??


一磨

「お前も参加しろって。お花見の話してるんだから」


京介くんは、ウーンと伸びをしている。

そして、こちらを見ると目がしっかりと合った。


(どうしよう…とりあえず笑っとこう……)

 ↑ちょっと、とりあえずって何よ、とりあえずってwww



ニッコリ笑ってみたけれど、無表情で返される。


(あれ?私、そんなに変だったかな……)


京介くんは、首をコキコキと鳴らしながら言う。


京介

「ってか、お花見の話って、俺も参加しなきゃダメ?」


(……え)


亮太

「出たよー、京介のあまのじゃく病が」


一磨

「お前、…関心ないことは、本当にノータッチだよな」

 ↑いや、アタシは一磨さんがいてくれたらそれだけで…♪



(…京介くん、お花見行きたくないのかな…)


突然、誘われたWaveとのお花見。

大好きな桜を、京介くんと見れる…そう、思って一瞬、喜んだのだけれど…。


京介

「別に? 興味なくても、仕事はちゃんとやってるじゃん」


京介くんは飄々とした態度を崩さない。


一磨

「それはそれだろ……」


一磨さんはあきれたように言う。

私はそんなやりとりを見て、だんだん不安になってきた。


(一緒に桜、見れないのかな…)


窓に目を向けると、遠くに桜並木が見える。

少し開き始めた桜の花がたくさん固まって、一面桃色のクレヨンで塗られたようだ。

その美しい景色を見つめながら、私はこっそりとため息をついた…。



~to be continued~