今日は、私がバンコクくんだりまで行ってなんで不眠治療をすることを決意したのかをお話しします。

 

まず、気になる医療費ですがタイの場合、日本と違い、病院によって費用が全く違います。どのくらい違うかというと、知り合いの話では、同じ手術で1週間入院しても、国立病院と外国人向けの高級な病院の費用はなんと10倍もの差があるとのことです。しかも、タイでは特別な場合を除き日本の健康保険が効きません。現在、僕の手元にあるのは睡眠検査費用のみですが、2年程前に日本の睡眠障害専門の病院で教えてもらった費用1泊2日で6万円程が、タイでは既に9万円と1.5倍程かかります。しかも、日本では検査以外は保険適用になりますが、タイではすべて健康保険対象外なので、費用はとんでもない額になりそうです。

 

最初、知り合いからタイで治療してはとの提案をもらった時に、まず思ったのは、なんで日本で治療が難しい病気を医療が高額で、しかもイメージ的には日本より医療も遅れていて、医者もいい加減そうなタイで治療をしなければならないのかというのが最初の正直な感想でした。

 

しかし、その後、治療することになったら相談役になるコーディネイトドクターのメールとのやり取りで、僕の気持ちは180度変わりました。まず、最初に、病院に行く前に医者に無料で相談できることに僕は感動しました。日本の医者は、診察に行くまでは何もしてくれません。しかも、検査をして、その検査結果を早く知りたいからと電話すると、その結果を電話で聞くだけで診察料を次回に請求されます。医者という職業が、どれだけ強欲でサービスとして機能していなのか、あきれてしまいます。

 

タイの医者は、入院する前にスカイプやメールで数回打ち合わせをしてくれました。事前に、英語で私の不眠症歴と現在の症状を送り、スカイプで話をしました。そして、最初に聞かれた質問が

 

ドクター 「あなたのゴールは何か?」

 

でした。僕は、最初意味がわかりませんでした。最初、すぐに頭に浮かんだのが、精神疾患だと思われプレッシャーになっているものを聞いているのだなあと思い、

 

私 「新しいビジネスを立ち上げることにプレッシャーを感じているかもしれません。」

 

と答えると、

 

ドクター 「それでは、こう質問します。このトリートメントによって、あなたはどうなりたいですか?薬を使わずに眠りたいのですか?それとも、薬を使って眠れるようになればいいのでしょうか?」。

 

私 「..........」

 

私は茫然としました。こんな質問、日本のバカ医者にされたことがない。私は、少し間をおいて、スカイプに向かって英語でこう答えました。

 

私 「私は、薬を使わないでぐっすり8時間眠りたいです。8年前、寝つきの良い方ではありませんでしたが、登山などをして疲れると、10時間でも12時間でも、ぐっすり寝ることができました。また、そうなりたいです。」

 

すると、ドクターはこう答えました。

 

ドクター 「わかりました。最低、2週間の治療期間をみてください。2週間のうち、最低1回は検査入院が必要です。私は2度入院することをお勧めします。費用は、検査入院が2.5万バーツですが、これは医者の費用、薬代は入っていません。また、2週間をすぐても、減薬するまでには時間がかかります。その期間は日本で専門医にみてもらうことをお勧めします。」

 

ドクター 「貴方に一番重要なのは、睡眠障害の原因を突き止めることです。睡眠障害の原因は大きくわけて脳関連、神経関連、精神関連の3つあります。これが関連しあって原因となっていることもあります。この他の原因もありますが、殆どはこの3つが原因です。まず、何が貴方の不眠の原因であり、どうして悪化したのかを検査して原因究明してみましょう。貴方の睡眠障害の治療には、私が中心になりドクターがチームを作って治療にあたります。」

 

僕はタイのドクターの見立てに、衝撃を受けました。今まで、日本で受けてきた精神科のいい加減な医者の診察はなんだったのか?日本の精神科では何が原因なのかなんて、調べようともしない。現代人は、パソコンとかスマホとかブルーライトを多用していたり、ストレスがたまりやすいので、日本人の2割近くが不眠症なんですよなんでしょうがないんですよみたいな、わかったような説明をする。本当に、どこに行っても同じだ。

 

1年も通院し、症状が悪化するとお互い、気まずくなり、血液検査をしたり、悪い医者になると、

眠れずに気が落ち込んでいるのに、不眠の原因をうつ病だと決めつけ、精神疾患にされてしまう。不眠症のみなさんも経験されていると思いますが、だいたい、日本の睡眠障害の医者の手口は同じよなもんだと思います。日本には、ちゃんとした睡眠障害専門の医者はいないのでしょうか?

 

私が、タイに睡眠障害を治療することに決めたポイントは:

 

1.診断前に医者が相談に乗ってくれた

2.患者のゴールを明確に聞いてくれた

3.病歴を読み想定される原因を明示してくれた

4.入院、通院期間、一部費用を明示、治療プロセスを説明してくれた

 

僕は、タイに何度か渡航したことがありますが、仕事に関しては、日本に比べるといい加減で詰めが甘いように思います。また、日本人だからではなく、タイ人同士でも詐欺がやたら多いのも事実です。だから、これから何が起きるかわかりません。これから何があるかわかりませんが、タイの睡眠障害治療に掛けてみようと思います。