ひろしです。
ってギャグ流行ってた頃、良くひろしに言ってたなー。
ひろしが永眠しました。
ダメかもって言われてから2ヶ月頑張りました。
ひろしにとっては辛い2ヶ月だったね。
動けないし、ご飯もあんまり食べれないし、薬をいっぱい飲んで、何のために生きているのかわからないくらい。
病院に行かないで点滴をやめて、薬をあげなければきっともっと早くに逝ってしまったと思う。
でもやっぱりそれは出来なかったって。
生きているから、その時やれる事をやらないわけにはいかないって。
ゆっくり休ませてあげたい、でも死んで欲しくない。
母親はその葛藤をずっとしていたんだと思う。

ひろしのことを聞いて、哀しい気持ちはもちろんあったが、ほっとする気持ちもあった。
辛かったと思う。ひろしも母も。

最後にひろしは吐血をしていたらしい。それが母にはこたえたみたいで、苦しめてしまった。ごめんなさい。
自分のせいだ、と。
電話越しに後悔の気持ちが痛いほど伝わってきた。
かける言葉はなかったけど、母はどんな最後でも後悔したんだと思う。
だから、今は後悔してし尽くして、その後悔がなくなる事はないと思うから、後悔する事でひろしを心に感じていて下さい。

しばらく考えないようにしていた。
考えると哀しくてしょうがないから。

やる事をやって、DVDを見て。
でもやる事なくなると、哀しくなる。

これを書きながら涙が止まらない。

ひろしのお別れの火葬に私は行かなかった。

行きたくなかった。一番可愛がっていた母が一番辛くて、その母が最後を看取り火葬もしてるのに。
私は動かないひろしに会いたくなかった。
見れないって思った。
これって、逃げてるのかな、、

私はダメな飼い主なんだろうか?とモヤモヤしたけど、でも行けなかった。

いまだにモヤモヤしてる。

父が亡くなった時も父に触れられなかった。
遺体を直視出来なくて最後に棺に花を添える時、その時だけしか見る事が出来なかった。見たのも本の一瞬だったと思う。

誰も得意な人はいないと思うが、私は父の死以来特に苦手な事な気がする。

でもそういう哀しみを経て人は強くなっていくのかしら?
だとしたら私はやっぱり嫌な事から逃げるタイプなのかな。

ひろしごめんね、ちゃんと会いに行かないで。
私もこの後悔をずっと心においておきます。

ひろしたくさんありがとう。
ゆっくり、ゆっくり休んでね。