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くまきりちあき

【心理学×マヤ暦×スピリチュアル】
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以前の私は、

「神経質そう」
「くよくよ悩む人だね」
「真面目過ぎて疲れない？」
「なんか体弱そう…」

と言われることがよくあった。

それを言ってくるのは

自分より年上だったり

立場が上だったり、

なんだか自分に自信をもっていそうな

人気者の人。

そしてもちろん

彼ら、彼女らに悪気はない。

…と、思う。

だけど私は

そういう人たちが言うんだから

それは間違いない。

私は神経質で

小さなことでくよくよして
真面目過ぎて疲れている、
そのせいで体も弱い人間だ

そう思ってました。

だって自分より社会的地位のある人が

言うことだから。

年上の人の言うことは

聞かなければいけないから。

自分に自信がある人の言うことは

正しいから。

でも私…

健康診断ではどこも問題ナシ。

そういえばもう何年も

風邪もひいてないな。

インフルエンザは過去に一度だけ。

それも産まれてはじめて

予防接種をしたときにかかった。

産まれてから今まで、

まあまあいろいろあった人生だけど…

それを人に話すと

「それだけのことがあって、

よく立ち直れたよね」

「どうして

そんなに前向きにとらえられるの？」

「ヒドイことされ過ぎて

麻痺してるんじゃない！？」

とまで…

人に話すとびっくりされることを

割と普通に受け止めて

飄々と生きてきたのは

やっぱり前向きなんだろうなぁ。

なのになぜ
「私は心身ともに不健康です！」
って思ってたのか？

心理学を学んだことで、

その理由がわかったんだよね。

でもこれは私だけじゃなく

多かれ少なかれ

誰にでもあることなんだ。

コワいのは、

当たり前すぎてその危険に
気づかないっていうこと。

だから自分にも当てはめて

読んでみてほしいな。

いつの間にか身に付けた「思い込み」

人は生まれてからずっと、

知らず知らずのうちに

たくさんの「思い込み」を

身に付けて生きてる。

これは

セルフイメージとか、

ビリーフ、信念、

とかいう言い方もあって。

でもこれは必ずしも事実とは
限らないの。

たとえば私なんかが子供のころはよく

「女の子は女の子らしく

しなければいけない」

なんて言われたりしたけど。

でも〇十年たった今では逆に

言うべきじゃない言葉になってる。

ていうことはそもそも、

絶対的な事実ではなかったんだよね。

あとは

「長男長女は

家を継がなければいけない」

とか

「父親は一家の大黒柱」

とか。

これは時代の流れが

「ちがってもいいんじゃない？」

っていうことを教えてくれたけど、

個人レベルの気付かないものは

ホントいっぱいある。

その中で私が気付いたのは

こんな思い込みでした。

人より優れていてはいけない

日本はもともと、

謙虚を美徳とする国民性。

だから
「私はこれができます！」
なんて、

自分の得意なことや長所を

口に出すことをきらったよね。

でもさ…

学校では

「自分の意見を言いなさい」

って言われたのに、

社会は違うんだよね。

まあでも間違いなく

目立つことは嫌われたから、

私は嫌われない方を選んでた。

それから、
自分を落として人をもちあげる、
っていう風潮。

相手を持ち上げてさらに

「いえいえ私なんて…」

って自分を落とすことで

より高低差ができて

すんごい持ち上げられる。

誰に習ったわけでもない。
親だってそんなこと教えていない。

でもこの風土で育った両親の

言葉や振る舞いから、
自然にそれを学んだんだよね。

もちろん親にも悪気はなく、

そうすることが正しいと思ってた

真っ只中の世代。

みんなそれぞれ、精いっぱい。

権威のある人は正しい

それから社会的地位のある人…

会社の社長とか先生とか、

狭いとこで言ったら自治会長とか。

あとは、

周りに人が集まってる人。

そういう人の言うことは正しい、

って思ってた。

でも人って

生きていれば誰でも年を取るよね。

たしかに積み重ねてきた経験はあっても、

それが全部正しいとは限らないじゃない？

人が集まってるからそれは正しい、

っていうのも違うよね。

愚痴や共通の敵がいると

人は集まりやすいっていうように、

共通する「正しくない」認識のもとに
集まっていることだってある。

そういう例外もあるのに

社会的に偉い人や人気者の言うことは正しい！

って思ってました。

いくつも積み重なって頑固になる思い込み

こんなふうに私たちは

生きていく中で社会や周囲と

うまくやっていくために、

知らず知らずのうちに
たくさんの思い込みで身を固めて
そしていつしか
本当の自分がわからなくなってることが多い。

本当は前向きでおおざっぱ、

あまり病気もせずに健康な私が、

「人より優れていてはいけない」
「権威ある人の言うことは正しい」
という思い込みを持ったおかげで

「私は心身ともに不健康な人間です」
という自分を造り上げてたの。

それは攻撃されることから身を守るため。

目立つことは攻撃の対象になる。

社会的地位のある人や人気者に攻撃されたら

怖いから。

逆に不幸でいると
人からかまってもらえる。

だから自分を守るために、
「心身ともに不健康な人間」
であることを自ら選択してたんだね。

前向きだよねと言われても信じられない

あるときふと

「もしかして私、前向き？」
「私って健康？」
って気がついた。

そしてまわりにも
「ちあきちゃんは前向きだね」
「一緒にいると元気が出るよ」
と言ってくれる人が現れたけど

はじめは信じられなかった。

演じてたはずの

心身ともに不健康な人間が

すっかり板についてしまってた。

「またまたそんなお世辞言って～」

って、

自分がさんざんやってきたから、

相手もそうだと思い込んでた。

でも。

そう言ってもらえるって
決して悪い気はしない。

だからそんな環境にいたくなる。

そしてそこを選択して

過ごす時間を増やしていくうち、

「私は前向きで健康なんだ」
ということが気のせいではない、

っていうことがわかってきた。

気付いた人から変わっていい

これは誰が悪いわけでもなく、

みんな知らず知らずのうちにしていること。

そして私だけじゃなく、

誰もがこの

「まちがった思い込み」

に気付かずに苦しんでいる。

そしてその

「思い込み」があることにさえ

気付いていない人が多い。

でもこれは、

気付けば誰でも変わることができるの。

だけど気付いてない人のほうが多いから、

「やっぱり気のせいかも」

って逆戻りしちゃう。

私みたいに。

だから気付いた人から変わっていかないと。

そのためには環境が大切。

たとえどんなにいい種でも、
栄養がなければ芽が出ない。

環境は栄養なんだよね。

環境が変わるって怖いけど、

コワいのはその一瞬で、

変わった先は今よりずっと
安心安全だから。

あなたはどんな思い込みに気づき、
どんな環境を選びますか？

今日のまとめ◆ 人は知らず知らずのうちに「まちがった思い込み」を身に付けている
◆ それに気づかない人のほうが多い
◆ 思い込みを手放すには環境が大切

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